前職場の売店で、
コロナが始まるよりずっと前、
K藤Drと、いう方がいて、よく売店で弁当を買ってくれてた。30代くらいの男医師。
ある時、その病院の株主みたいな、よくわからんが偉い人が入院した。今までの決まりみたいのは多く覆され、私ら小さな売店ですら、
一人体制なので病室に 新聞は届けられなかったのが、速攻届けろと、病院から店長から私達パートに設定変更された。
医師や看護師にも、その偉か人物に通例と違う事が命令されたらしく、
ある日K医師が、
ただの売店店員の私に、その待遇、病院側の贔屓について、
「何かさ、オカシくねぇか?」
と、言った。
今思い出すが、その後すぐ、彼は居なくなった。
他の病院に行ったんだろう、若いし、色々経験したいよね、と思っていたが、今思うに、
医師として自身が目指した事と現実が大きく違う、と知った感じがする。
彼が今この異常な茶番コロナ禍で、この私の過去の仕事場である総合病院の微妙な変化の中に居たら、、
どうなってたんだろうか、どう言ったんだろうかとか、
本当に今、急にK先生の事を思い出した。
私もK先生と同じ。
だと思いたい。
よかった、辞めて。