ひな人形を片付ける前に | みのちゃんのブログ

ひな人形を片付ける前に

相変わらず長女の状態は一進一退を繰り返しています。


2月21日の主治医の先生による定期検診までは順調にいっていて、最近では一番良い状態で検診を受けられ、今の良い状態で抗痙攣剤の血中濃度も含め、急遽血液検査まで行ったくらいでした。


しかし、その翌日から38℃前後の発熱が1週間以上続き、2月28日の夜には咳き込みと同時に鮮血の吐血が数回あり、それから又、栄養液の注入を保水液とのハーフアンドハーフへ戻して、1日7回行う、振り出しへ戻ってしまいました。


その日は長男の大学受験も最後の発表が有り、遂に全滅となり、浪人生となることが決定しました。


そういうバタバタの状態で28日の夜も3月1日の夜も翌朝の午前4時まで長女は眠れず、大きな声でうなったり泣いたりを繰り返したので、添い寝をしてくれている家内は殆ど眠れぬ最悪の状態で自分の誕生日である3月2日の朝を迎えました。


1日も2日も朝の介助から午前中一杯は私が引き受けて家内に仮眠を取らせたのですが、誕生日祝いは何も出来ず、それぞれの食事すらコンビニ弁当で済ませざるを得ない状況でした。


私は家内に「こんな有様だから、それどころでは無いけれどお誕生日おめでとう」と言葉を掛けるのが精一杯でした。


その後、今日に掛け長女の状態も本調子にはほど遠いながらも有る程度、落ち着いてきたので、長男の卒業式の今日、家内は早番シフトの次女とこれから待ち合わせて、舞台を見に行きます。


私はプレゼント代わりに、今日一日長女の介助を引き受け、長男の卒業式への参列と外食から舞台見物へ家内を出かけさせ、日頃のストレスを少しでも解消して貰いました。


バタバタの中、家内が寸暇を惜しんで飾り付けていたひな人形も片付けねばならなくなりましたので、せっかく飾ったのですから、仕舞う前に撮影してみました。










1枚目の写真は玄関を入った所に有る下駄箱の上の飾りスペースに飾ってある陶製のお人形。

2枚目は家内と長女が布団を並べて寝ている洋室にあるタンスの上に飾ってあるミニ雛飾りです。


3目・4枚目はお内裏様とお雛様。とても整ったお顔立ちです。家内が浅草橋まで選びに行ったセットを義父母が長女の為に、贈って下さったメインのお雛様です。


この下の写真がメインのひな人形の段飾りフルセットの内、上の2段分だけを飾るのがここ10数年の定番となっています。

優しかった義父母は既にお二人とも故人となられましたが、家内と共に孫達のことも天国から温かく見守って下さっていると思います。