脳腫瘍と告知され、23時間に及ぶ
大手術から4年経ちました。

まだ4年しか経っていないことに
ちょっとびっくりです。


1回目の手術は2014年5月19日でした。


脳腫瘍だと告知されたのは
当時住んでいたところの
近所の脳神経外科に行った
2014年4月23日でした。


告知から手術まで1ヶ月もなかったんですね〜


近所の脳神経外科では
うちでは手術出来ない難しい場所に
かなり大きな腫瘍があるから
紹介状を書くからH大病院へ行って下さい。


と言われました。


あまりに軽い告知だったので
客観的にドラマのワンシーンを観ている
気持ちでした。


それから今の夫(当時婚約者)に
報告の電話をしました。
連絡しながら、告知された内容が
じわじわとボディーブローのように
きいてきた(ことの重大さに気付いた?)
ことを思い出します。



数日後、H大病院に紹介状を持って行き、
その日から検査入院することになりました。


そして夫の誕生日である2014年4月30日に
頭蓋底髄膜腫でH大病院のT先生も
手掛けたことがない程の
大きな腫瘍であることとその重大性を
告知されたのでした。


手術してからしばらくしてMRIの画像を
プリントアウトして貰ったのを
ブログにもUPしていますが

告知されたH大病院で病状説明された時に見せられたMRIは更に大きく頭の中に
存在しているのが素人目にも一目瞭然だったと夫は今も言っております。
(私は覚えていません)


きっと先生の言うことを冷静に
受け止めよう、覚悟を決めよう

と必死だったからだと思います。


それと同時にH大病院で手術するには
ほかの科を含めて全ての手術がない日に
私だけの手術をするための日程を設けなくてはならないそうで…

その病院では早くても6月6日になるとのこと。

でも私の病状は一刻を争うので
頭蓋底チームとして大きな手術を
一緒に対応している
T渓仁会であれば5月19日に
手術可能だということ。

H大病院の先生達も一緒に手術に入り、
場所が変わるだけだから
心配しなくても大丈夫だと言われたこと。

H大病院で6月6日まで手術を待つより
5月19日にT渓仁会での手術を強く勧められたこと。

それらのことからT渓仁会で手術することに
なりました。

そんな4年前でした。
その手術の一年後の4月24日に
2個目の脳腫瘍の手術をしています。

2回目の手術からは3年経ちました。

まだ頭の中にはもうひとつ腫瘍があって
経過観察中です。


ここのところ、闘病記では
なくなってきていますが、
まだ爆弾を抱えた状態なんですよね
右耳の聞こえなさは益々増していて
バセドウ病や痒疹という皮膚炎と
共存しつつ日々生活しています。


でも当時は今のようにご飯を食べに行ったり、飲みに行ったり、仕事している自分までは想像できていなかったです。

病気と共存しながらも今を大切に
生きています。

4年経過して今の状態を記してみたくなりました