初めての試練 | 素直な気持ち

素直な気持ち

最初の子を死産、2人目を望んでから流産、胞状奇胎を経験し、ようやく4人家族に…と思ったら、まさかの妊娠発覚で3人目を出産しました。気がつけば5人家族。歳の差姉弟、2歳差男の子育児、楽しんでいます。

今日は娘の話。

娘、現在年長の6歳です。

年長さんになってから、縄跳びをもらいました。

お兄ちゃんやお姉ちゃんのいる子は、

それよりも前から飛べていたりします。

あとは近所の子と遊んだりとかして覚えたり?

でも、なぜか娘の周りでは

公園で縄跳びして遊ぶ…ってことはなくて、

一度もしたことがなかったんですね。


前跳びが10回飛べると赤テープ、

後ろ飛びが10回飛べると緑テープ…ってもらえるようです。

当然、最初からテープをもらう子も。

といっても、幼稚園で強制的に

縄跳びの時間があったりするわけではなくて、

遊びの中で、やりたい子はやって…って感じみたいです。

みんなができることに最初から劣等感を持ってしまった娘は

全くやる気を見せず、いつも白いままの縄跳びを

かばんに入れっぱなしにしてました。

最初の個人面談のときに、先生とその話をして、

様子を見ていきましょう…なんて話になったのですが、

それから、私のつわりやなにやらで、

すっかり縄跳びの話はどこへやら。


先日、娘がぼそっといいました。

「なっちゃんも赤テープほしいなあ。飛べないの、

なっちゃんだけなんだよ。」



なぬーーーーーーーーー叫び



どうも、テープをもらっていないのは

娘ともう一人の女の子だったそうですが、

そのもう一人の女の子も、やっとテープをもらい、

娘のクラスでは、テープがついてないのは

娘一人になったようです…。


これはいかん。

娘、すまん。

すっかり母、忘れてた。


というわけで、先日金曜日、

さっそく幼稚園から帰ってきてから猛特訓開始!

基本的になんでも器用にこなす子で、

スイミングなんかも、言われたことをスイスイできていたり、

運動神経もそれほど悪くない子なんだけど、

最初に劣等感を持ってしまったために、

苦手意識を強く持ってしまった様子。

すぐに「できないもん」と拗ねてしまうわけです。


最初は1回飛ぶのがやっと。

飛ぶタイミングも、回すタイミングもめちゃめちゃで

こりゃあ、先が思いやられるわって感じ。

ついつい私の口調もきつくなって、

娘は泣きながら弱音はきまくりながら、飛び続けました。

飛んで見本を見せてあげたいところだけど、

さすがに飛ぶのはできないし…。


それでも、しばらくすると、2回、3回と

連続して飛べるようになり…

この日は最高で8回連続して飛べました!

娘、最後は笑顔になって、うれしそうに飛んでましたね。

月曜日が楽しみなんだって。

10回はできなくても、

連続して飛べるようになった自分を

先生に見てほしいんだって。


あと赤テープまでもう少し!

頑張れ、なっちゃん!