the Name is…から30年目② | I am a Model

the Name is…から30年目②


〜〜続いて今回はライブ編、お互いがいつどんな形で耳にしたかをお話しました〜〜



私:実は、『the Name Is』発売年に行われたツアーに連れて行ってもらう予定でしたが、風邪を拗(こじ)らせてしまい祖父母と共にお留守番になってしまいました


だから、このアルバムからの曲をライブでは実は、そんなに聴いてないと思います。

dio-come-ti-amo:それは私も同様です。
この時期コンサートそのものと疎遠になり、アルバムを聴いても、『ライブでどんな風に展開されるかな?』などとは絶対考えなかったです。
ほら、結婚や就職して生活が一変すれば、なかなかライブを愉しむどころではないでしょ?

しかしCharaさんのアルバム『Happy Toy』と同名のコンサートには行きました。
真夏に行われた万博公園でのイベントもCharaさん目当てに出掛けました(笑)

私:本作からの曲を初めてライブで聴いたのは、翌年に行われた『JUST TONIGHT』ツアーからでしたね。
今はなき阪急西宮スタジアムでのライブが僕の永ちゃん初ライブでした。
確か、「センチメンタル・コースト」と「SEA BREEZE」を演りましたが、前者は全く印象に残ってません(笑)

d:何故ですか?
両方曲調が似ていて、作詞も同じちあき哲也さんだから?

私:単に、アルバムでもあまり印象に残ってなかったからだと思います。

確か、2022年にも歌いましたが、あまり印象深くはないですね。


しかし、ライブ後半に歌われた「SEA BREEZE」は非常に印象に残ってます


ステージ中央の花道を通ってセンターステージにまで永ちゃんが来てこの曲を歌いましたが、その時にめちゃくちゃ近くで永ちゃんの姿を見れたのが未だに印象に残ってます!

このツアーの模様は、横浜スタジアムでのライブが映像化されてるので、そちらでも確認出来ます。
この『JUST TONIGHT』Tourについても色々語れることはあります。

d:それは良いですね。
普通前年に新作として披露されれば、その反動で翌年は無視されるものですが…。

私:確か93年まではツアーも初夏の頃にスタートして、真夏に終わるっていう珍しいパターンでした。
永ちゃん本人も『矢沢といえば夏だと思ってほしい』と当時のファンクラブ会報誌で発言してましたが、あっさりと94年には例年のパターンに戻しました(笑)

そして95年の『JUST TONIGHT』は夏の終わりからスタートして10月は1ヶ月お休みして、またツアー再開のパターンでした。



先程話題に出た、「ミス・ロンリー・ハート」のエンディングコーラスですが、思い出した事あります!
95年のツアーでは「センチメンタル・コースト」と入れ替えでツアー後半から歌われましたが、オリジナルとは違い女性コーラスが入ってかなり雰囲気の良いアレンジになってました。

また、ジョン・マクフィーがバイオリンを弾いてるという意外なアレンジで披露されました。 

ちなみに、こちらは日本武道館のライブ映像を観ての感想ですが(^_^;)



d:「ミス・ロンリー・ハート」は私もコンサートで聴いています。
2002年の『VOICE』で、会場はフェスティバルホールとびわ湖ホールでした。
ジェフ・ダグモアとルイス・コンテのツインパーカッションが、スタジオバージョンとも微妙に異なるリズムを作り出し、緊張感あふれるパートが垣間見えたのを憶えています。
クロード・ゴデットが弾いたオルガンも再現されました。

アルバム表題曲と「赤い爪」は2年後のアコースティックツアー第2弾、『YAZAWA CLASSIC Ⅱ』で披露されました。
会場はまたもフェスティバルホール。
前者はジェフがブラシでスネアとハイハットを叩いていましたが、この人のスネアは張りが高めでなかったのか、さほど響かなかったです。

後者の「紅い爪」は1曲目を飾り、フラメンコ調の長いイントロの後に矢沢永吉さんが登場しました。
テンポは原曲よりも遅かったです。
情緒溢れる名演と言えましょう。

私:貴重なライブでのお話しありがとうございます!

このアルバムの曲では、ダントツにアリよさらばを聴いてる回数が多いですが、昨年のアレンジはなかなかカッコ良かったですね。

本日はありがとうございました!

また、よろしくお願い致します。

発売20年目を迎える「横顔」についての感想をお話ししていただけたら嬉しいです。