「ホンネ」と「たてまえ」
「ホンネ」と「たてまえ」
多くの大手が次々と激安店を展開しています
今や大資本の激安店同士での生き残りをかけて戦っています
そんな中、これからは、個人サロンは果たしてどちらに向かって進めばよいのでしょうか?
出来るならば安売りではなく「高級志向」を目指すことが大切と考えられますね。
日本も総中流から上流と下流に別れていく流れがありますね。
ここで選択としては、「高級志向」を目指す場合、これがなかなか難しい。
なぜならば、上流層は小手先の「高級志向」では納得しない。
中途半端では返って不信感を抱いてしまう。
部分的な「高級志向」を付け加えるだけではなく、トータルの「高級志向」が求められる。
レストラン、ホテル等の高級店では、備品から、照明、空間もちろん接客、全てにおいて資本、教育が注ぎ込まれている。
そのお店の空間自体に「高級感」を感じ、また、心理的なことも理解した上で、接客しなくては納得もいかない。
上質の料金を頂くには、その金額以上の価値観を感じさせなければならない。
それと同時に、高級志向を提供する側であるあなた自身が「本当の高級」を知っていなければ高級を求める客層の心理を理解することは難しい。
安易に飛びつくと大きなリスクを抱えることになる。
大手サロンは資金に物を言わせ「激安店」と並び「高級店」の展開も行っている。
それを個人店で行うには、資本も必要、サービスも徹底的に学ぶ必要がある。
個人店のオーナー様方は毎日忙しい。
日々の営業、技術から始まって、集客、アフターフォロー、帳簿の整理、POP制作、仕入れの管理、毎日の清掃、講習会、スタッフ教育、経営管理etcの全てを行っているわけで、その合間を見てサロンの方向転換をするには大変な労力を要する。
そこでまず考えなければならないことは、はたして本当にあなたは高級店を目指したいのかってこと。
情報に惑わされて、本心は高級店にする事をそれほど望んでいないのに、「安売り店だけにはしたくないので、目指すは高級店しかない」そんな究極の選択の結果「高級店」を目指してしまうと、スムーズにことが運ばない可能性も十分考えられる
あなたの心の中にある真実は?いったい本当に望んでいる客層は?経営のかたちは?・・・。
あなたの「ホンネ」は?