"大統領というのは多数派の人が選ぶのだから、多数の人と同じ生活をしなければいけないんだ。国民の生活レベルが上がれば自分もちょっと上げる。少数派じゃいけないんだ"(ムヒカ大統領)

今の少数派優遇社会の日本では権力層にいる人に理解されない考え方ですが、歴史を振り返ると日本人の根底にはこういう考え方ができる素養はあるのだと思います。

ただ、そういう人が政治に関心を持たず、違うところで能力を発揮しているという現実。とても残念な実態です。

しかし、今の永田町にただ一人放り込まれても何もできませんし、外の世界で実績を出した方が影響力を及ぼしやすい社会でもあるので選択肢としては正しいのでしょう。

異なる意味で独裁者的なタイプで、かつ外部に強力なブレーンを持たないと、今の日本の政治はコントロールできないのでしょう。
色々な意味で命懸けになりますから。

文化を大切にするというのは、今の腐りかけた社会を元に戻す一つのキーワードなのだと感じています。