今年のゴールデンウィークで新たな生体をお迎えした方も多いと思います。
2014年のG.Wで入海し2年経過した2つのミドリイシの姿をレポートします。まず1つ目はコチラ
【2014年4月末】
とにかく青い色が欲しかったので種類は何でも構わないという感じでした。
枝の分岐が多いので漠然と見応えある将来像を空想していました。
【2015年5月】
1年経過しました。一番左側の1本だけが明らかに伸びています。カニに折られたり・・・
自分でも何度もここばかり何度も折りましたが異様な速度で伸びようとします。
良く見比べると上にはあまり伸びずに太くなっているのが分かります。
【2016年5月上旬】
ちょっと手前側が見えない(汗) 外見での特徴的なところは一点突破主義を絵に書いたような育ち方をしていますね(笑)
基本的に何でも色が薄くなる傾向の我が水槽なのですが、このミドリイシだけ唯一青さが濃くなりました。どこの何が効いているのかは全く分からないです。灯具の白chを強化するとエダのブルーの鮮烈さが増してきて青chを多くすると僅かにグリーンが見えるかなという程度です。
じつは裏側の一か所もグイグイ伸びているところがあります。
それ以外、全体の伸び方がイマイチで弱いのは成長エネルギ―をそれらに集中しすぎているからなのかもしれませんね。不思議ですがとにかく色はお気に入り!
もう一つは同じ日に入海したこちら
【2014年4月末】
先端はパープルのようなブルーっぽい感じですが全体はグレーらしく不思議なツートンで将来像が見当つかないところに面白味を感じでチョイス
【2016年5月上旬】
2年経過しました。
確実に大きく育ち色はレモン色ぽくなりました。もはや別物感がありますね(笑)
しかし成長点をよく見てみれば入海時の面影である色彩のように明るいパープル系という雰囲気があります。現在KHをやや上向き傾向の調整を心がけているので功を奏せば成長点を促してツートンになるのかを意図して見守っています。この頃他の部位にもパープルが出てきましたし土台もこぼれる程に。
水流の影響なのか!?手前が目立って伸びています。
永らくキイロサンゴハゼの棲家になり一時期は産卵床の工作で舐め剥がされ産卵回数が増えてくると産卵数が増してそれに比例し産卵床の面積がより拡大という見ていてヒヤヒヤしたものです。
ある日突然50回以上繰り返した産卵を止めてしまいましたが、おかげでこのミドリイシは復活し先日全てが共肉に覆われました。
この2つとも同じ日に埼玉・入間のイーストアフリカさんで購入したバリのブリードです。
どちらも育ってもらいたいです。どことなく水槽がパリっとしていない感があるので何か問題があるのか、トリトンで水質の全ては知り得ることが出来ませんがそろそろ調べてみようと思います。