今年も3輪咲きました。2輪は今が見所で後一輪は小粒ですが上手く花が咲いたらいいのにね。昨日は長男家族、お嫁さんの家族で食事会をした。丸ビルの地下2階の豆腐専門のお料理屋さん。自家製の出来立てのお豆腐が大変に美味しかった。豆腐と野菜の鍋料理は今流行のIHヒータでした。従来のガスではなく、炎も周囲の熱感も感じることなく、静かで品が良い鍋料理でした。これからの鍋料理はこんなスタイルになるんだろうね。ガスの炎と人間からにじみ出るなんともいえない情緒が、宴会を盛り上げていたのだけど、こんな静かに鍋料理が出来ると、何かわびしい気もする。時代の流れでしょうか。今日は2コマの授業だった。12時半に出発。二時前に関大駅に着き、それからエスカレータで社学まで上がり、それから大学院まで長い距離を歩く。途中で歩くのが嫌になる。もう少し近くになってほしい。エスカレータを使うと遠回りになる。坂道をフウフいいながらも歩いたほうが断然に近いのだが、坂道はやはり心臓に与える負荷が大きい。途中ベンチでもあれば休めるのだが、院の手前までない。ほんま直訴するか。やっとの思いで着き、時間待ちをしていたらo君がひょっこり現れて「こんちは」と彼女の話、フランス語の話等をした。北海道出身の彼は頭が良くて、品が良くてとても優しい心をもっている。彼女とも上手くいってるようで良かった。授業時間になり彼と別れて、「文化遺産学研究」の講義を受ける。白川村の合掌つくりのDVDを見て、それから世界遺産指定前と指定後の利点、欠点を話された。わずかな人口に観光客は年間100万人。対応できる人数ではない。今では地域の住民は観光客集めに走り、競争だそうだ。食べていくには仕方がないが、昔の暮らしはなくなり、プライバシーもなくなった。豊な暮らしをとるか、それとも貧しくとも住民力を合わせて、合掌つくりの暮らしの伝統を伝えていくか大変に難しい問題である。その授業が終わり、休憩。文学部の食堂で次の授業のための下準備の文章を読む。1時間ほどしたあと夕食のお弁当を食べ、6限の授業にk先生の個研に向かう。今日は森有正の「経験論」の授業。ゼミ生は4人。森有正が唱える経験は従来の哲学者の唱える経験論ではない。文章はパリの風景を情緒豊に書いていて読みやすそうだが、とても理解しがたい経験論だ。私などさっぱりわからない。私が理解できたのは、歴史は経験を含むということだけ。あとはさっぱり。森有正自身イマイチわからないんじゃないかと思った。最後に博士課程の彼が研究論文について短く説明してくれた。「レヴィナスの理念論」なんのこっちゃ。さっぱりわからない。しかし私なりの解釈によると、人間は究極にると生きるために「生きがい」を探すということなのかなぁ。哲学は難しい。こんな難しい学問をチョイスした私はこれからこの3人についていけるのだろうか。来週は先生と4人でコンパだ。これは楽しみ!美味しいものをいっぱい食べるぞ!支払いは先生に(笑)

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