先日「ちちんぷいぷい」を見ていたら寺平ヒロさんが
出ていた。ヒロさんは今や木曜日のレギュラーになっている。
夕飯の下ごしらえをしながらふと昔を思い出した。
私が肺高血圧症と肝硬変を患っていた初期のころ。
私は肝硬変から肝不全→脳性肝症になり頭にアンモニアが
蓄積して、おボケになり入院していた時に友人から
ヒロさんの番組を紹介された。
ＦＭ８０２「モーニングジャム」（タイトルはうろ覚えです）
病院の朝は早い。午前6時
「お早うございます！ヒロ 寺平です」と生き生きした声が
流れる。私はイヤホーンでそれを聞きながら
「朝早くからテンションが高く若々しい張りのある声が出る人だなぁ」
と思いながら「この人は何才だろう？」といつも思っていた。
友人が「○○さんといっしょやでー」と言われ
「え～同年齢？朝早くからテンション高くしてＤＪしてはる。
そんなはずはない！」と思ったけど調べたら同年齢だった。
そこで私は「偉いなぁ。私もこんなとこでぼーっと入院している場合
とちゃうやん。元気にならないと」と思った。
それ以来ヒロさんの声を聴くのが楽しみでいつも朝はＦＭ８０２だった。
ヒロさんは職業柄、本物の新人ミュージシャンを発掘するのが上手い。
有名どころではコブクロ、森山直太朗、押尾コータロー、馬場俊英等
特に押していたのが押尾コータローさん。
番組に時々引っ張り出しとても一人で弾いているとは思えない
ギター演奏を聴かせてくれた。
昔のバナナホールに彼のライブに行ったことがある。
「ウルトラマンメロディー」をギター1本でエレキギターの音色になったり
三味線になったり、バイオリンなど沢山の楽器に変化して演奏してくれた。
ライブが終わりついにメジャーデビュー盤のＣＤを店頭販売したのを買い
玄関前に立っていたら
「雨でんなー。めちゃ降ってるやん」と話しかける男性が横に。
「誰？」見たらコーターローさんだった。
私は「あら。コータローさん。雨がすごいやん。いつ802に出る？」
と聞いたら「最近忙しくてなかなか出れないねん」と答えてくれた。
「私、ヒロさん大好きだしヒロさんのお陰でコータローさんを知って
今日来たねん。また絶対に出てね。そうやこのＣＤにサインして」
というと「良いですよ。え～とマジックは？」と言うので
「ごめん。用意してない」というとコータローさんは瞬間的に消えて
どこからかマジックを手に入れ、フイルムをあけサインしてくれた。
「ありがとう」と言いながら少し奥を見るとＣＤにサインしてもらおうと
大行列ができていた。「これからサインしてきますわ」と言って
ＣＤが山済みされている机に行かれた。
それを見て「確か今話したのはコータローさん？？
普通の大阪のおばちゃんとお兄さんの会話じゃん！凄い」と
興奮した思いを忘れられない。
あれから14年。
ぷいぷいで「世界のギターリスト登場」とテレビ画面に映った。
「え～まさか！コータローさんではないよね。だったらヒロさん
今すごく嬉しいよなぁ」と思っていたらその通りコータローさんだった。
司会のヤマヒロさんがヒロさんに振った。
「彼を何とか世に出そうと僕はあらゆる会場に連れて行って
少しでいいから弾かせて欲しいと頼みました。まさに僕の
隠し玉でした」と発言。私は「そうそう。ヒロさんが育てたもん！」と
思いながらウルウルした。「ギター1本でこれだけ長続きするのは
偉い。普通は曲に歌詞があるけどメロディーだけですから」とも
ヒロさんは話した。私にしたら本当に夢の共演だった。
出ていた。ヒロさんは今や木曜日のレギュラーになっている。
夕飯の下ごしらえをしながらふと昔を思い出した。
私が肺高血圧症と肝硬変を患っていた初期のころ。
私は肝硬変から肝不全→脳性肝症になり頭にアンモニアが
蓄積して、おボケになり入院していた時に友人から
ヒロさんの番組を紹介された。
ＦＭ８０２「モーニングジャム」（タイトルはうろ覚えです）
病院の朝は早い。午前6時
「お早うございます！ヒロ 寺平です」と生き生きした声が
流れる。私はイヤホーンでそれを聞きながら
「朝早くからテンションが高く若々しい張りのある声が出る人だなぁ」
と思いながら「この人は何才だろう？」といつも思っていた。
友人が「○○さんといっしょやでー」と言われ
「え～同年齢？朝早くからテンション高くしてＤＪしてはる。
そんなはずはない！」と思ったけど調べたら同年齢だった。
そこで私は「偉いなぁ。私もこんなとこでぼーっと入院している場合
とちゃうやん。元気にならないと」と思った。
それ以来ヒロさんの声を聴くのが楽しみでいつも朝はＦＭ８０２だった。
ヒロさんは職業柄、本物の新人ミュージシャンを発掘するのが上手い。
有名どころではコブクロ、森山直太朗、押尾コータロー、馬場俊英等
特に押していたのが押尾コータローさん。
番組に時々引っ張り出しとても一人で弾いているとは思えない
ギター演奏を聴かせてくれた。
昔のバナナホールに彼のライブに行ったことがある。
「ウルトラマンメロディー」をギター1本でエレキギターの音色になったり
三味線になったり、バイオリンなど沢山の楽器に変化して演奏してくれた。
ライブが終わりついにメジャーデビュー盤のＣＤを店頭販売したのを買い
玄関前に立っていたら
「雨でんなー。めちゃ降ってるやん」と話しかける男性が横に。
「誰？」見たらコーターローさんだった。
私は「あら。コータローさん。雨がすごいやん。いつ802に出る？」
と聞いたら「最近忙しくてなかなか出れないねん」と答えてくれた。
「私、ヒロさん大好きだしヒロさんのお陰でコータローさんを知って
今日来たねん。また絶対に出てね。そうやこのＣＤにサインして」
というと「良いですよ。え～とマジックは？」と言うので
「ごめん。用意してない」というとコータローさんは瞬間的に消えて
どこからかマジックを手に入れ、フイルムをあけサインしてくれた。
「ありがとう」と言いながら少し奥を見るとＣＤにサインしてもらおうと
大行列ができていた。「これからサインしてきますわ」と言って
ＣＤが山済みされている机に行かれた。
それを見て「確か今話したのはコータローさん？？
普通の大阪のおばちゃんとお兄さんの会話じゃん！凄い」と
興奮した思いを忘れられない。
あれから14年。
ぷいぷいで「世界のギターリスト登場」とテレビ画面に映った。
「え～まさか！コータローさんではないよね。だったらヒロさん
今すごく嬉しいよなぁ」と思っていたらその通りコータローさんだった。
司会のヤマヒロさんがヒロさんに振った。
「彼を何とか世に出そうと僕はあらゆる会場に連れて行って
少しでいいから弾かせて欲しいと頼みました。まさに僕の
隠し玉でした」と発言。私は「そうそう。ヒロさんが育てたもん！」と
思いながらウルウルした。「ギター1本でこれだけ長続きするのは
偉い。普通は曲に歌詞があるけどメロディーだけですから」とも
ヒロさんは話した。私にしたら本当に夢の共演だった。
