手の皮が全部むけました。



【13日目】2月26日 (グアテマラ / アンティグアにて)


朝メシぬきでスペイン語の勉強に勤しむ。

今日はしっかりとgrammarをたたきこむ。

2日目だからか、ムダ話がないからか時間がたつのが早い。


しかし、相変わらず日本語を教えたり、

slungを教えてもらったりした。

やはり、2日だとあっという間に学校が終わってしまう。


昼は屋台で安くてボリューム満点のサンドイッチを買い、

ガッツリとメシを食う。

屋台のおばちゃんたちはルーティーンワークを雑にこなす。


宿へ戻ってゆっくりしていると、

新入りの宿泊者がやってきてオレにこう言った。


「外でプロセッション(行進)をやっているよ。大騒ぎだ。」


何の行進だかわからないが、

確かによく耳をすませば

どこかからラッパの音が聞こえ、祭りの雰囲気を感じる。


カメラを持ってその音の鳴る方へ急ぐ。


人だかりだ。

遠くで紫色の正装をした人たちが行列をなしている。

しかし、あまりに人が多すぎて近づくことができない。

行進の先回りをして待ち構えることにした。


この街も他と同様、キレイな碁盤の目の構造になっており、

脇の道を走って1ブロック先へ行くのは容易にできた。


スゴイ!!

わけもわからず写真をとりまくる。


どうやらキリストの復活祭(セマーナ・サンタ)のようだ。

(=イースター!?)

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キリスト教系の大学へ通っているのに、

残念ながらキリスト教の儀式についてはよく知らない。

しかし、セマーナ・サンタが一年の中で一大イベントだということは

ガイドブックで読んで知っていた。

時期的には少しズレているはずだが、

旅している期間に

セマーナ・サンタを見られると思っていなかったので素直に嬉しい。


↓おごそか

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音楽はすごく厳正なのに、

アイスクリームや風船が売られているところがおもしろい。


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ネットをやったり、寝たりしながら昨夜に約束した時刻、8時を待つ。

定刻になると、セントラルパークへ行き、ミシェルを待った。



・・・・

しかし、

ミシェルの友達のスーシアとスティーブしかいない。


肝心のミシェルがこない。


何人来る予定なのか俺はよく知らないが、

集まりが悪いので、他の人を探しに歩き回る。

いつのまにか6人になり、適当なレストランを見つけて入る。


正直、他のやつはどうでもいいから、

ミシェルだけいれば別にいいのにな。。


オレ:「ミシェルは?」

ファランA:「あ~あのコなら西の海岸地区の方へ行ったらしいよ。」


ショック。

だまされた。


そりゃそうだよな、と失意に暮れる。



日本を出る前にバイト先で餞別としてもらっていた日本酒を

今日こそ空けるつもりで持っていた。


バイト先では

SAKEのスゴサを世界に知らしめて来い!

との指令が出ていた。



めちゃくちゃ仲良くなった現地人or旅人と飲もうと決めていたのに、

こんな微妙な6人で空けるなんて・・・


japanese sake


英語ができない中、

SAKEのおかげで唯一、自分から話題を振ることができた。


救世主。。


でも、やっぱり英語ができないと省かれる。

帰ったら英語を勉強しようと二夜連続で決意する。



凹んだまま、寝る。