【2004年 3月9日】





俺たち3人は羽田空港へ集まった。

お金を苦労して工面しながらも、

まだ見ぬ日本の秘境を見ようと集まった熱い3人である。








みんな興奮して少し早めに空港に着いていた。

カフェでこれからのヤンチャ計画を確認する。




初めて飛行機に乗る者もいて、

飛行機内では大いにはしゃいでいた。






1時間半ほどの飛行のあと、鹿児島空港にてバスへ乗り変える。


空港からはバスで1時間ほど、

鹿児島港へ到着した。





桜島が美しい。

桜島


高速汽船『トッピー号』に乗り込み、

しばしの船の旅。




既に陽が傾き始めている。

斜陽






ついに俺たちは、目的の島


『屋久島』


へ上陸したのだった。



船から降りると、

予約していたレンタカー会社のお姉さんが待っていてくれた。




運転は免許をとりたてのA君が任命された。


恐る恐る迷い迷い運転する車内では、

テンションが上がりまくっていた。


K君は意味不明な言葉をたくさん発していた。





腹が減ったので、コンビニへ寄る。


店のおじさんが賞味期限が切れたバナナなどをお裾分けしてくれて、

島の民の暖かさに触れて感動。




車内でカップラーメンをすすりながら空を見上げれば、

きらめく星がチラホラ。



ちなみに、

宿はとっていないので、レンタカーで寝泊りする。


なぜか?




1.翌日に縄文杉を狙うのに、ふもとの駐車場で寝泊りした方がラク。


2.金がない



(2.の要素が強いのは言うまでもない。)





しかし、登山口の駐車場で寝泊りしていたときに、

ここで思っても見ないご褒美が舞い降りた。





何より覚えている。






「満点の星とはまさにこの事を言うんだね!!」




ロマンチストの俺はひたすら感動。



流れ星:見放題。

オリオン座:識別不能。




いかに都会の空が汚いか・・・・

この星空を見るだけで、

屋久島へ来た価値がある。



日本も捨てたもんじゃない。




たまたま同じコト(駐車場で寝泊りしようと)を考えていた

30歳ぐらいの男性に会う。


彼いわく、

「とりあえず稼いだのでいまは休息期間」なんだそうな。




そんな大人のあり方もありかな・・・・




そんなコトを考えながら、

3人で語り明かす。





もう一つの誤算は、

車内が寒すぎたこと。


ありったけの布を被っても

凍えそうになりながら就寝し、

案の定、肩が痛くなる。



続く





ってか、アメブロ素晴らしい!!!

なんかサーバーいじってると思ったら、

載せられる画像の数量が爆アップしてます!!

これから載せたいだけ写真を載せようと思います。