8/21 from Dahab
コツコツ、、、
登る、そしてまた登る。
暗い道を、他人の懐中電灯の灯りを頼りに、ひたすらシナイ山を登る。
ゲホゲホ・・・
臭い。ひたすらキャメルのケツの匂いが漂う。
20分に1回は休憩していただろうか。
最後の750段の石段はかなり厳しかった。
ここを老いたモーゼが杖をつきながら登ったかと思うと、感慨深い。
そして登頂。
午前4時頃だっただろうか。
まだ日の出までは2時間ある。
寒い。。。さすがに頂上は標高2300Mもあるだけあって寒い。
ブランケットを10ポンド(約200円ぐらい)で借りて寒さをしのぐ。
すごい。
なにがすごいかって、登っているときから気づいていたけど星の数。
こんな満点の星空をみるのは人生で3度目だ。
屋久島で、メキシコのトゥルムで、そして今回。
登るときは足元と空をずっと交互に見ていた。
空をみながら仰向けになる。
流れ星がたくさん落ちている。
飛行機でもないのに低速度で横に動いていく★がある。
UFOだったのかもしれない。
もちろん天の河がキレイに見えている。
月の形が日本で見えるものと違ってニコちゃんマークみたいでかわいい。
星座の形も心なしか違ってみえる。
そんな満点の星空を見ながらいつの間にか眠りについてしまった。
こんなロマンチックでいいのか・・・w
起きると、ちょうど隣で寝ていた韓国人のヘイミンが何やらカメラの構えをしていた。
5時50分。
日の出まであと20分だ。
↓まだ月が見える。
徐々に明るく。山々は神秘的な朝もやに包まれる。
太陽が出てきた。
シナイ山から見るご来光。
朝もやも段々と消えていく。
スペイン人たちが賛美歌か何かを唄っていた。
神がかった山には世界中なぜか積み石がたくさんある。
↓これが登りきったシナイ山
つい最近まで海の下にあったこの大地。
石には海草の化石が・・・
ホテルに戻ると、爆睡です。
今日はダイチ、ミゲル共に別々にそれぞれのんびりを決め込む。
やっぱり一人旅をしている奴らは濃い人が多い。
そして自分Way、自分の美学をもっている。
だから、合うところがたくさんある分、合わない部分もたくさんある。
彼らからは、自分らしい旅をしろってことを学んだ気がする。
ダハブ最後の夜は、豪華メシ。
左奥に見えるのがステラビール。
明日はいよいよヨルダンへ。