子供の教育観は、国や文化、また家庭によっても変わってくるわけですが。。

日本では、お受験や進学が教育のメインですね。アメリカでもニューヨークあたりでは、進学先や学歴および課外活動やボランティアなどと言った所でしょうか?

これが、ヨーロッパや南米になると、またひとつ変わってきます。もちろん社会階級によっても変わってくるようです。

私の理解する限り、、上流社会では、学歴はあまり関係ない、かも。。

それよりも、アクティビティーの方に重点が置かれているような。。そして、社会的繋がり(いわゆるコネ)。

今回スキー・リゾートに招待してくださったアルゼンチン富豪家族は、ナニーが付きっきりでいるとはいえ、一人娘でお母様を癌で幼いうちに亡くしたお嬢さんの教育にかなり気を掛けており、娘さんの将来のために休暇はほぼ毎回ヨーロッパで過ごして、パリ、ロンドン、スイス、オーストリア等を巡っているようです。

よくよく話を聞いていると、つまりは娘さんの将来のヨーロッパでの社交界のコネを確立するために、ヨーロッパめぐりをしているわけですね。お父様がヨーロッパ在住が長く、フランス裕福層社会に知り合いが多いため、それを娘に継がせたい、という感じでしょう。

とはいえ、社会的なコネは必ずしも世襲できるとは限りません。こればかりは、個人のフィーリングもあり。それなので、娘をインターナショナルなヨーロッパ社会の環境に慣れさせるために、毎バカンスごとに、フランス、イギリス、スイス、オーストリアの富豪層リゾートを訪ねているわけです。

そして、お勉強もさることながら、将来の社交で必要なことは、

アクティビティー

テニス、乗馬、スキー等々にかなり力を入れております。

別に、できなきゃいけないものでもないと思いますが、確かにヨーロッパではどの階級でも皆スキーができるし、超裕福層の溜まり場リゾートがあるのも確か叫び

アメリカではアスペン、ヴェイル、スイスではサンモリッツ、シュタット、クラン・モンタナ、フランスではクーシュヴェル、メジェーヴといったところでしょうか?
ちなみに先週、英国のケンブリッジ卿夫妻ウィリアムとケイトの家族がスキーに行った先は、、COURCHEVELでしたねニコニコ

乗馬の社交場では、ポロ・クラブ

というわけで、お勉強やお受験よりも、たぶんテニス、スキー、乗馬ができた方が、ヨーロッパでの社会的サバイバルは、少なくとも上流階級では役立つかもです。

その点、日本やアジア社会では、子供の教育は公文や塾、教育機関が主なようですね。。いくら、良い学校に行ってもお勉強ができても、ヨーロッパでは、あまり役に立たなさそうな、、叫び叫び
アメリカもそういう点も無きにしもあらずですが、ヨーロッパではかなり違いますあせる

お勉強、お受験よりも、世界の文化や文明、歴史についての知識は広いですか?美術、芸術、音楽、文学や哲学に関する興味・知識は広いですか?体力・運動能力はありますか?

これから世界で活躍する方達に送りたいメッセージでしたドキドキ

Merci beaucoup
みやび