マウナケア山頂星空ツアー | みゆきたんの食いしん坊 グルメ食べ歩記  

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食べ歩き好きな みゆきたん の胃袋日記です。
美味しかったお店や満足度の高いお店については、再訪したいと思う度合いを★印で表しています。時に辛口ですがあくまでも個人的な意見ですのでご参考程度にお願いします。

今回のハワイ旅行の一番の目的はマウナケア山頂からサンセットと星を見ること⭐️

ところが出発前に火山が噴火し、
ニュースでは凄い事になっていました。

たまたま英会話の先生がハワイ大学出身、火山を専攻してたというから相談してみたところ、99.9999…%心配なし。
その根拠は、噴火しているのはコナの反対側、それも、ハワイ島の端っこのとても限定されたエリアなので、風向きを考慮しても全く問題なしとのこと。

もうコナに行く機会なんてないかもしれないし、
行くしかない!

そんなこともあり、
星空ツアーにかける意気込みはハンパなくて、
とても楽しみにしていました。

夕方4時10分、ホテルにツアーバスがお迎えに来ました。
添乗員のジンさんは身長190センチのとても大柄な日本人(←には見えませんびっくり
ツアー参加者は総勢13名、
カップルが6組と年配のおじさん1名。
日本語ツアーなので全員もちろん日本人。

ツアーのスケジュールは、
ホテルを出発して約1時間で標高2800mにあるオニズカセンターに寄り、そこで夕食のお弁当を食べてから標高約4200mの山頂を目指します。ちょうどサンセットから星空に変わる時間帯に到着する予定。

山頂は酸素が60%ほどしかないため、オニズカセンターでは身体を慣らすため30分以上の休憩が必要。それと、ここで防寒ズボンを履いてから出発します。ズボンを履くときに立ったりしゃがんだりすると、それだけで酸欠になる人がいるからだそうです。
未体験の世界にワクワク。


オニズカセンターまでの道中、
ジンさんからハワイのことをいろいろガイドしてもらいました。
ハワイ島の噴火の裏話や、宇宙飛行士で殉職したオニズカさんのこと、ホノルル空港の新名称になったイノウエさんのことなど。

ハワイの二つの空港で日系人の名前が付いてるなんてすごい!!!

さて、車はどんどん山を登って行きますが、だんだん雲が多くなり、小雨が降ってきました。

ジンさんいわく、山頂は雨雲よりも高いので、逆に雲があるほうが雲海みたいになって感動するよ、とのこと。

なるほど!

それにしてもかなりの濃霧です。
運転に慣れないレンタカーが徐行運転し始めました。

ようやくオニズカセンターへ到着。
と思ったら、まさかの、この先通行止め。

とりあえず、お弁当を食べながら天気の回復を待つことに。

気温は8度。
じっとしてると手先が冷たくなってきます。

食後にあったかいココアをいただきました。

ますます霧が濃くなってきました。

ぎりぎりまで粘ってみましたが、
敢え無く下山が決定しましたえーん

超ショック。

こんな場合のためレインチェックという制度があり、2年以内有効の同ツアーのリベンジチケットをもらいました。

バスの中で、前回も雪で中止になったと言ってるお客さんがいました。

厄病神はオマエかっ!!

下山途中、100年くらい前に出来た比較的新しい溶岩台地を見学。


そして下界からおぼろげなサンセットを見学。

再びオニズカセンターまで行き、警備の人と交渉して、少しだけ山を登らせてもらい、街灯の少ない場所から星空を眺めることになりました。
月と金星。うーん、iPhoneではこれが限界。
山際はまだ少し明るいです。

ジンさんの望遠レンズで月を見せてもらいました。
月が沈むと、月明かりでかすんでいた星たちが一斉に輝き出し、満点の星空になりました。

同ツアーの2号車の添乗員タイラさんから星座の説明があり、北斗七星から始まって、北極星、おおぐま座、さそり座、天秤座、乙女座、りゅう座、かみのけ座など、神話やジョークを交えながら、スターウォーズに出てくるようなレーザービームを使ってガイドしてくれました。

何よりも、日本では見られない南十字星を見ることが出来たのが感動でした。ハワイでもこの時期の2ヶ月間だけしか見られないそうです。

残念ながら山頂まで登れなかったけど、標高差が1200mほどの所なので、星との距離を考えると、ほぼ山頂と同じ星空を見ることが出来たんじゃないかな。

山頂との違いは、時折、雲が流れてきて星空を隠してしまうこと。

あとは、サンセットを見ることができなかった事が悔やまれます。

2年以内にまたコナにコナあかんウインク