ばんわー
アンモニアの化学式「NH3」の語呂合わせを
「ノッポな変態さん」
しか思いつかなくて、
「・・・・・私じゃないか!」と心の中でつっこんだ人です。←身長167cm
神明瀬溜雅です。
先日、塾終わりに「ベビーカステラを探す旅」に出てきました。
その日は、台風で延期になった塾の模試を受ける日で、
ほんとなら一教科ずつとかをバラバラの日に受けてもいいんだけど、
定期テストも近いし、時間もなかったので5教科一気に受けたろ!
ってことで4時半くらいからずっとテスト受けてたのね。
んでもって、その日は通常授業もある日で、
しかもその日の前日は夜の3時くらいまで頼まれてた作文作ってて、
その通常授業の時間にはだいぶ精神的にもきつくなってて、
もう、睡魔と空腹と疲労感が一気にドワァーっと押し寄せていたわけですよ。
んで、ふと
「ベビーカステラが食べたい・・・」
っと思いまして。
あのねーわかるかなー、
スーパーとかコンビニとかに売ってるやつ、あるじゃん?あれあれ
あれがすっげえ食べたくって、食べたくって(二回目)
よし、買いに行こうってことで、
夜の10時もう回ってるのに、夜の街を徘徊。 ←バイオ●ザードか
塾から、ほんと20メートルくらいの距離にローソンはあるんやけど、
時間も時間やし、駅前であんま好きじゃない場所だったから
逆方向の100メートル先にファミマがあるんで、
じゃあそこ行こう!ってことで、いったわけですよ。
で、なかったわけですよ。
でも、そうなるとさっき諦めたローソンが恋しくなっちゃって、
「信じてやらなくてごめん」って変な罪悪感出てきちゃって、
これは仕方ないぞと。 行くしかないじゃないか、ローソンヘ、と。
で、なかったわけですよ。
でもね?
もうすでに私は二件コンビニをはしごしてるわけだ。
ここで芽生えたのが闘志だ。
まけねぇぞと。 諦めるものかと、ね。
よし、セブイレへ行こう。
現在地からは約500メートルほど。
しかも道中で家を通りすぎる。←
がしかし、私はベビーカステラが食べたい。
だって頑張ったじゃないか。 ご褒美がなけりゃ生きてられない。
確かに・・・
途中に「カステラ」ならあった。
手を伸ばしそうになった。
違うぞ。これは私の欲しいものではない。
私が欲しいのは、
キャラクターなどにかたどられた、
あの、
ふわふわの
ベビーカステラ――――。
セブイレに到着。
お店の中には私ただ一人。
店員さんもびっくりよ。
どっからどう見たって
この時間帯に徘徊してそうな子じゃないんだもん。
ショートパンツ&ニーハイでブーツはいてて
カーディガンはおった、若干スクールっぽい格好してんだもん。
まあ、その店員さんからの不思議そうな視線はほっといて、
お菓子コーナーに向かいましたよ。まっすぐに。
だがここでまた問題が起きた。
再び睡魔がやってきたのだ。
前が白くぼやけてきて、目がショボショボする。
「もう・・・だめかもしれない・・・。」
諦めそうになった。
「・・・・あっ」
なんと、
思わずしゃがんだ視線の先には
「カステラ」
の文字。
四角くない!
丸だ!
睡魔なんて吹っ飛んで、
思わずにやけそうになる口元を押さえて
レジにて会計。
意気揚々と家へ帰りました。
母「おかえりー!遅かったねえ! お疲れ様~」
私「ごめんごめん(笑) あ、これ溜雅のやから。食べちゃだめだよ!」
母「はいはい(笑) 手洗いうがいしておいで!」
私「は~い(笑)」
母にヤツを手渡し、
部屋着に着替えて、やっと念願のベビーカステラを食べる時間がやってきました。
ずっとお前をこの6時間待ってたんだ。
とかみ締めつつ、一口。
ん・・・?
なんだこれ・・・
なんかザラザラしてるし・・・
パンみたい・・・
私「・・・っへ?」
嘘だ、誰か嘘だといってくれ、
なんだこの砂糖のかかったパンは!
私が買ったのは・・・ベビーカステラじゃ・・・?
パッケージを見ると、
そこには衝撃の五文字が。
鈴カステラ。
2012年10月13日
神明瀬溜雅