大阪の新歌舞伎座へ行ってきました
今年のスペシャルゲストは、日本舞踊家の尾上菊之丞さんと、ギタリストの村治佳織さんでした。
古武道は、今年、cuisine de classic というアルバムをリリースされています。
今回のコンサートは、クラシックが中心となっていました。
よく耳にする曲ばかりです。
クラシック音楽は、古川さんのチェロが良いなあと思います。今日もよく鳴って、響いてきました
ソロ演奏
古川さんは、ジャズの演奏をされました。
弓を置き、両手で弦を弾くのです。
曲も音も、パフォーマンスも格好良いです。
道山さんの尺八は、やはり邦楽にらしい魅力があって、いいなあと思います。息を使った多彩な音で表現されていました。
妹尾さんのピアノの音色は、いつも優しくて、心地よいです。
第2部の1曲目、‘一心'は、TV番組の和風総本家で流れる曲です。
今年、大阪で和風総本家コンサートがありましたが、来年は東京で予定されているので楽しみです
スペシャルゲストのお一人目は、菊之丞さんでした。
「渋谷金王丸伝説」や「クレメンティア」で、洋のダンサーとコラボレーションを見せていただいていますので、菊之丞さんは何でも可の舞踊家でいらっしゃると思っています。
古武道には、道山さんがいらっしゃいますから、和テイストでした。
古川さんの無伴奏チェロで踊ったこともあるそうです。とても良く合いそうです。またそのような企画があるといいなと思います。
2人目のゲスト、村治佳織さん。
古武道コンサートのアンケートに、共演のリクエストをいつも書かせていただいていたので、ついに実現!と、とても楽しみにしていました
'La Fiesta' は、村治さんのギターが1本加わるだけで、ウキウキ感がアップします。
古川さんが、ラテンのお祭りを意識して作られた曲だそうですが、ギターがパーカッション的に、補助的に入ると、その雰囲気が濃くなった感じがしました。
この曲は、大好きな曲の一つですが、いつも聴いている La Fiesta と一味違って、良かったです。今日の私のNo.1でした
アランフェス協奏曲も、素晴らしい演奏を生で聴くことができ、感動しました。
村治佳織さんのソロコンサートにも、ご縁がありますように
アンコールは、クリスマスソングで締めくくられました
素敵な音楽のプレゼントを、どうもありがとうございました
新年会@世田谷も楽しみにしています
今日のプログラム
第1部
愛の夢(リスト)
ピアノソナタ第8番「悲愴」第2楽章(ベートーベン)
パガニーニの主題による狂詩曲 第18変奏(ラフマニノフ)
《ソロ3曲》
ジュリーオー(マーク・サマー)
サクラサク(妹尾武)
甲乙 かんおつ (山本邦山)
子供の領分 グラドゥス・アド・パルナッスム博士(ドビュッシー)
ショパンメドレー バラード第1番~ノクターン第2番~ノクターン 遺作~ピアノ協奏曲第1番 第2,3楽章~
第2部
一心
そして僕らの旅は続く(妹尾武)
《ゲスト:菊之丞さん》
瀧(藤原道山)
百花繚乱
《ゲスト:村治佳織さん》
La Fiesta(古川展生)
アランフェス協奏曲 第2楽章(ロドリーゴ)
パガモヨ(村治佳織)
リベルタンゴ(ピアソラ)
《アンコール》
お祭りマンボ
きよしこの夜