地元の交響楽団とピアニストの反田恭平さんの共演のコンサートに行ってきました。


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反田さんは、今、ロシアに留学中の21歳の演奏家です。
先月、題名のない音楽会に出演されていました。
音楽家もアスリート。
ラフマニノフ筋などについてお話が興味深かったです


反田恭平さんの演奏は、昨年3月のバーシェトリオの室内楽コンサートで初めて聴かせていただき、とても衝撃を受けました。
(バーシェトリオ鑑賞の感想→)


こんな地方の地方にいらっしゃることなど、最初で最後かもしれません。
しかも、この料金で。
その代わり、自由席です。
家からは、バスと徒歩で約1時間。
気合い入れて、開場1時間前に着いて並びました。
例年、成人の日の連休には、関東では雪が降ることが多いので心配でしたが、今日はよく晴れました。寒さ対策をバッチリして出かけましたが、建物の中で待つことができて良かったです。


プログラム
チャイコフスキー: 歌劇エフゲニー・オーネギン 作品24より〈ポロネーズ〉
ラフマニノフ: ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18
チャイコフスキー: 交響曲第5番ホ短調 作品64



反田さんのピアノは、ホロヴィッツが愛奏したスタインウェイだそうです。
昨日のY新聞の日曜版に、記事が載っていました。

ダイナミックな演奏が持ち味と思います。
力強い低音はビンビン響いてきました。
繊細な演奏も優しくて、緩急のある表現も素晴らしかったです。
ご自分の世界を表現しつつ、オーケストラとも、よく合っていました。
若々しいラフマニノフでした。

第一楽章と第二楽章の間に拍手をしてしまった聴衆ですが、演奏後、ブラボーと拍手が鳴り止まず、客席の興奮が伝わったと思います。
ソロで、アンコール曲を弾いてくださいました。

シューマン/リスト編 : 献呈

ラフマニノフの迫力ある演奏とは一味違い、優しい音色で流れるような演奏に、感動しました。


休憩後は、チャイコフスキーの交響曲。
チャイコフスキーのメロディは、甘美という表現がよく当てはまります。
弦楽のハーモニーが良く響いていました。
地元にこのような素晴らしいオーケストラがあることを、改めて感じました。

アンコール曲
チャイコフスキー: 白鳥の湖より 四羽の白鳥の踊り


素晴らしい演奏会でした
終演後、反田さんにCDにサインをしていただきました

今月23日にはサントリーホールで‘反田恭平デビューリサイタル’が開かれます。
追っかけします。
2階の後方席から、反田さんの世界に浸れるのを楽しみにしています音譜


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