くるみの学校 -527ページ目

言うは易く行うは難し・・・親子の会話が戻るとき・・・


mixi くるみのがっこうからの転載です。




学校に行けなくなった子供に・・・関わるのはほとんどが母親です。

父親の姿は父子家庭以外は、ほとんど見ることはありません。

いつでも責められるのは母親・・・。

子供からも、ご主人からも、親戚からも・・・・。

勿論、中には父親が協力的な家庭もありますが、その数はとても少ないと感じます。

最近、父親が子育てに関心をもっている家庭は、子供の事故が少ないという報道がありましたが、当然の話です。

学校に行けなくなった子供にとっても、母親だけでなく父親のバックアップがあれば、どれだけ心強いでしょうか。

しかし、学校に行けなくなる理由は100人の子供がいれば、100通りです。

子供にとって、行けなくなっている場所・・「学校に行きなさい。」ということが、どれだけ子供にストレスを与えるかということが、頭でわかっていても、心ではなかなか理解できないのです。

言わなくても心で思っていれば、以心伝心・・・子供に伝わります。

そして、子供との関係がうまくいかなくなります。時には、会話も成り立たなくなります。

学校に行けなくなったお子さんをお持ちのお母様方と様々な話しをメールや電話でしてきましたが、母親が自分の子供に対し、「学校に行かなくても良い」とふっきれた時、親子の会話が戻り、コミュニケーションが良くなる場合が多いのです。

そのことは母親にとっても、ストレスが減じるということです。

あせらない。くらべない。あきらめない。

・・・・・とお母様方には、同じ事をいつも言っていますが、「行けなくなっている場所・学校」に子供が行かなくても良いと思えたら、転機が来るときです。

そんなことをとても感じるこの頃です。


言うは易く行うは難し・・・なのですが。



$サンタヴィレッジ・くるみのがっこう 

自律神経免疫治療 

今朝、足を見たら、水虫がよくなっているというか、全くなくなっている。

昨年の11月からずっと薬をつけていたにも関わらず、薬をつけないとすぐに水虫の症状が足の裏に現れていました。

日記にも書いていましたが、昔から「水虫と風邪の薬を発明したら、ノーベル賞をもらえる。」と言われていましたが、白癬菌感染症は、治りにくく、治ってもすぐに感染しやすいのです。

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1191736509&owner_id=9922906

特に私のようなジム通いをして、シャワーや風呂に入ってくる人は、マットや床から感染してしまうので、私が行っている皮膚科医は、治ってきても、水虫の薬は感染予防として、4日に1回でも塗布してほしいとまで言っています。


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自律神経失調には、ヨガや座禅が効果的だと昨日の日記にも書きました、ふと、乾布摩擦も良いのではないかと思い、検索してみました。

そうすると、日本自律神経免疫治療研究会HPには、水虫が自律神経のバランスの乱れから発症すると書かれていました。

http://www.immunity.jp/link.html

このHPには、つぎのような記述があります。

自律神経の乱れを正す自律神経免疫療法

したがって、病気を予防したり治したりするには、自律神経のバランスを整えればよいわけです。

自律神経免疫療法では、注射針や磁気針、レーザーで皮膚を刺激して"嫌なもの反射"を起こさせ、瞬時に交感神経優位から副交感神経優位の状態に変えるのです。嫌なもの反射とは、注射針の痛みや磁気針、レーザーの刺激を体外に排出するために、副交感神経が優位になるのです。排泄は、副交感神経優位の状態で行われるからです。


もちろん、自分でできる爪もみ療法や乾布摩擦なども副交感神経を優位にしますが、現時点での治療としては注射針や磁気針、レーザーによる刺激がもっとも効果的だということです。自律神経免疫療法は、月1回採血を行って顆粒球とリンパ球の割合と数を見ながら治療効果を判定していきます。症状がよくなってくるにしたがって、顆粒球とリンパ球の割合と数が正常範囲に近づいていきます。

ガン、リウマチ、膠原病、パーキンソン病、潰瘍性大腸炎、高血圧、糖尿病、C型肝炎、胃潰瘍、耳鳴り、めまい、難聴、白内障、偏頭痛、顔面神経マヒ、ひざ痛、腰痛、円形脱毛症、前立腺肥大症、頻尿、不眠症、冷え症、痔、便秘、水虫など、自律神経のバランスの乱れで起こるさまざまな病気が自律神経免疫療法で改善しています。

医師以外の人が↑のような事を書いたら、法律違反になりますよね。


注射針を皮膚に刺すことによる治療法の動画像
http://web.me.com/mnori/apple/%E5%88%BA%E7%B5%A1%E3%83%A0%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%BC.html



福田医師のHP
http://web.me.com/mnori/apple/Welcome.html


水虫が自律神経のバランスが乱れるところから起きる・・つまり抵抗力(免疫力)の低下で白癬菌に皮膚が侵されるということですよね。


日記にも書きましたが、パソコンをやっているときには、足下の電気ストーブで足を温めています。また寝るときは湯たんぽを使っているのです。1週間近くになります。

足先を暖めることにより、足の血行がよくなり、免疫力も上がり、水虫が縮小または消滅したのではないかと思うのです。

いずれにせよ、血流を盛んにすることが、免疫力を高める健康法の土台だと考えます。
$サンタヴィレッジ・くるみのがっこう 

51対49の法則 

mixi コミュ サンタヴィレッジ・くるみのがっこうより転載しています。

51対49の法則

「病気は自分で治す」という安保徹先生の本の中で、一番感銘を受けたのは、51対49の法則です。人生、苦より楽の方が1%だけ多いと書かれていましたが、相田みつをさんの「幸せはいつも自分の心が決める。」という言葉に結びつくような気がします。

私たちは、この1%の差で、自分の人生が、幸せかどうか、感じられているのではないでしょうか。

先日、この本に書かれていた自立神経の働きというのをご紹介しましたが、交感神経と副交感神経のバランスが乱れると自律神経失調症になり、様々なトラブルが肉体的にも、精神的にも起こってきます。

友人の何気ない一言から子どもが、学校に行けなくなるケースは、阿保先生によると、副交感神経が過度に反応している状態だと言われています。

表をご覧下さい。

不登校になるとトイレの時間が長くなる子供達が多く、トイレから出てこない生徒もいます。

また「だるい。かったるい。面倒くさい。」などの無気力な発言をする傾向が多いです。

乱れた(アンバランスな)自立神経を整えるためには、ヨガや座禅が適しているのですが、不登校になっている子供達に、やらせるということはかなり難しいのが実情でしょう。

私は1991年からヨガを習い始めました。前のジムでは、神奈川県ヨガ体操協会の会長である安藤先生から習い始めました。http://yogataiso.cool.ne.jp/p1.htm

昨年、自動車通勤を辞めたので、トレーニングジムを変えざるを得なくなり、残念ながら、安藤先生からは習っていませんが、ベーシックなヨガ=ハタヨガは、緊張と弛緩のポーズを繰り返すことにより、自律神経を整えていきます。

安藤先生のレッスンは1時間15分を基本としているので、私は弛緩のポーズであるシャバアサナ=死体のポーズ(やすらぎのポーズ)になると、よく寝てしまいました。
http://www.interq.or.jp/capricorn/budofsys/yoga/asana/kuturogi.html

現在通っているジムでは、勤務時間の関係から、ヨガのレッスンを受けることができず、ピラティスや太陽礼拝を主とするパワーヨガをやっています。

座禅はまだ経験したことがありませんが、仏教=インド=ヨガですから、元は同じだと考えています。

この本の中で、宗寿寺の住職・西嶋和夫さんが座禅について次のようなことを述べられています。

1)座禅とは姿勢を正して、きちんと座ることである。
2)姿勢反射が働いて、交感神経と副交感神経が同じ力になる。
3)考え過ぎから来る不満がなくなり、感じ過ぎから来る不安は消える。
4)実行力が生まれ、やりたいと思うことが直ぐにできるようになる。
5)やりたくないと思うことはやめることが出来るようになる。
6)自分自身と宇宙とがいったいとなりもっとも幸せな人生を送ることができる。

ヨガの安藤先生は、ヨガにはたくさんのヨガありと言われていました。呪文を唱えたり、写経をするマントラヨガ、体操をするハタヨガ、社会奉仕するヨガ・・・・・。

ヨガは軛(くびき)という意味だそうです。「軛」(くびき)とは、人力車や馬車において2本の梶棒を結びつけて同時に動かすようにするための棒のことだそうで、つまり人間と宇宙をつなげるものという意味だそうです。

我々は一人では生きていけません。

精神や肉体の不調をもたらす自律神経の失調とは、自分が帰属すべきもの・・・宇宙・・・・神・・・・something ・・・・・ 一体感からの離反ではないかと感じるのです。

となると今年の夏、書いた日記につながるような気がします。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1268781824&owner_id=9922906

この本の中でも、先日ご紹介した杉浦和尚さんのHPでも、船井幸雄さんの事が紹介されています。

船井さんの著書に次のような言葉があります。

「世の中で起こることはすべて必然、必要で、振り返ってみれば、すべてベストのタイミングで起きている」船井論語・人生編  

子供が不登校になっていることで悩まれている親御さんには、この言葉を受け止めて頂き、今一度、お子さんとの関係を見つめ直して頂ければと思います。


$サンタヴィレッジ・くるみのがっこう 

不登校と副交感神経優位タイプの子供と睡眠時間

睡眠時間をとることはとても大切な事だということは誰でもお分かりになっていると思います。

安保徹先生が免疫学の立場から、「病気は自分で治す」という著書の中で次のようなことを書かれています。

三枚目の写真の表もぜひご覧下さい。

交感神経緊張タイプ

仕事をがんばる交感神経緊張タイプの夜更かしの人には、長時間の労働と短時間の睡眠がセットになっている。睡眠には脳神経の休息の他、体を横にすることによって、重力から解放するという意味合いもあるので、睡眠時間が短いと骨や骨髄への負担が増し、骨髄系のガンになる傾向が強く、また活力の世界からやつれの世界に入る危険がある。

集中力のいる仕事や肉体労働をしている人は睡眠時間を長くする必要がある。
本来、体に備わっている感性を働かさせれば、適正な睡眠時間は体が教えてくれる。


副交感神経優位タイプ

日中、体を動かさない為に、副交感神経優位タイプになっている人も睡眠時間が短いというか、熟睡することができない。

疲れないから眠くならないので、夜更かしになり、そのうち朝起きるのがつらくなり、もっと寝ていたいという状態になる。

無理に起きても、午前中はぼんやりとしている。

夕方近くになって、元気が出てきて、さらに夜更かしになり、朝、起きられなくなります。

夜更かしの人達は、顔色が悪い、皮膚に張りがないのですが、その背景には低体温がある。

低体温になると少しのストレスでも交感神経緊張に入り、便秘になったり、吹き出物がでる。

これまでの日本人は圧倒的にがんばりすぎでの破綻が多かった。

しかし、日本のようにある意味、豊かな社会になると生きるための競争はおだやかになり、精神的にも肉体的にも過酷な努力は必要でなくなる。

これが日本の若者達の現状である。

ある程度の副交感神経優位の生き方は、悪いことでない、

構成員がおだやかであれば、家庭も社会もおだやかでなごやかになってくるからです。

しかし、過度の副交感神経優位は、ひ弱な体と無気力な精神がセットになる。

おだやかさや無気力の世界は、ふつうなら問題にならないレベルのストレスで、傷つくという流れでもある。

がみがみと怒られたわけでもないのに、ひどく傷ついてしまう学生や社会人が増えていく。

(→ 不登校になった生徒の中には、友人の何気ない一言で登校できなくなる生徒がいます。言った友人やその時にいたクラスメイトから聞いても、そんなの問題になるような発言ではないのですが、過度に副交感神経が優位になっていると写真の表にもあるように過敏になるのです。)



肉体的ひ弱さと無気力は同じ流れでつくられるので、ここから脱却できれば、同時に、この二つの問題は解決できる。

1)その方法は夜更かしをやめ、早起きする。日中は太陽の光を浴び、活力を呼び戻す。

2)甘い物や揚げ物は極力控える。

3)ラジオ体操は一日2回やる。

4)車やエレベーターは使わない。

5)こまめに体を動かす。

6)やれることは自分の力でやる。

7)胸いっぱい空気を吸う。


上記のことを実行できないなら、それは低体温のせいである。

入浴、湯たんぽ、カイロ、乾布マッサージなどで、体温を上げる。

体温と気力は正比例する。

おだやかで物静かな生き方も、生き方の失敗につながることがある。

これは未来の日本の若者に送る言葉でもあります。

安保徹著 「病気は自分で治す」新潮社

不登校になっている親御さんには、ぜひ読んで頂きたいと思います。

新潮文庫本なら460円です。

amazonに発注すれば、すぐに手元に届きます。

http://www.amazon.co.jp/%E7%97%85%E6%B0%97%E3%81%AF%E8%87%AA%E5%88%86%E3%81%A7%E6%B2%BB%E3%81%99%E2%80%95%E5%85%8D%E7%96%AB%E5%AD%A6101%E3%81%AE%E5%87%A6%E6%96%B9%E7%AE%8B-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%AE%89%E4%BF%9D-%E5%BE%B9/dp/4101350310/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1256032129&sr=8-1





$サンタヴィレッジ・くるみのがっこう 

不登校とベトナム戦争の教訓 

mixi くるみの学校 トピックより

くるみの学校・相談コーナーには、不登校になっている子供のお母さん方からメッセージやメールが来ています。

北海道から九州まで、12名ほどから頂きました。

子供を大切にしてきた方ほど、苦しみ、悩まれています。

一方、子供が家に帰ってこなくても、学校に行かなくても、まったく感心を示さない親御さんもいます。

子供が妊娠しても、安易に出産を勧める母親には驚きます。

また、彼女が妊娠をすると最初は「生んでも良いよ。何とかする。」などと言いますが、出産間近になると逃げたり、その保護者に連絡しても、知らぬ存ぜぬを繰り返すばかり・・・。などの現実を見てきています。


話が少しそれました。


昨日も次のような話をしました。

「本人は学校に行きたくても、体が言うことをききません。

実際に、体に悪いところがなくても、頭痛や胃痛、吐き気が起き、熱もあがります。

これは、心・・頭脳が、体と心を休ませるための防衛反応として、起こすのです。

風邪で肺炎を起こし、苦しそうにしていたら、子供をむりやり起こし、学校に行かせる親はいません。

あせらない。くらべない。あきらめない。見守ってください。」



普段は元気でも、朝になると学校に行けない子供の姿を見ると親は最初、「なぜなの?」という疑問を持ちます。

そして、学力の遅れ、進学、就職など様々なことを考え、混乱していきます。

ほとんどの方は、自分に不登校の経験がないので、不安になります。

自分の子供が不登校になるまで、数多くの不登校児を見てきた私でさえも、不安になりました。

それは当然のことです。


親は「学校に行けないという事」を受け入れることができないのです。

そして、時には子供をむりやり起こし、学校に連れて行くということをします。

でも、不登校になった子供は学校に行くことはできません。

子供の脳は、体や心を休ませようとしているからです。

子供が大嫌いになっている食べ物を、親が栄養があるからと信じ込んでいるだけで、むりやり食べされれば、消化不良になるどころか、毒をたべさせているのと同じになるのです。

このことは、私も同じ道を通ってきたので、言えることなのかもしれません。

先日、スカパーのディスカバリーチャンネルで、ベトナム戦争についてのドキュメント番組が放送されていました。

アメリカ軍は、負傷した兵士を救出すると直ちに輸血やリンゲルを補液したのです。

そうすると兵士は負傷した部分から大量に出血したり、ショック状態を起こし、死亡していきました。

人間には大きな傷を負うと、ショック状態から脳内麻薬が放出され、痛みが軽減されます。

そして、意識が低下し、心拍数が落ち、負傷した部分からの出血を少なくすという機能があるのです。

生命活動を抑えているところに、急激な輸血、補液をしてはならないのです。

アメリカの警察官は銃で撃たれた場合は、まず心拍数を下げることが重要であると教えられるそうです。


親が不安のあまり、子供を学校に行かせることを強いるのは、不適切な対応なのです。

しかし、多くの親にとって、このような事を相談できる人は少ないですし、また、教員も対応できない人が多いことは確かです。

三男が不登校になったとき、私は学校に行けとはほとんど言いませんでしたが、数年間、「この子はどうなるんだろ?」と思っていました。

今、思い起こせば、不登校になったとき、三男はよく寝ていました。

午前中は起きられない状態でした。


家内も教員ですが、その時の対応は私より、落ち着きはらい、「なるようにしかならない・・・。」と言っていました。

女性の方が、やはり、度胸がすわっているなと感じたものです。

その後、2年間の眠りからさめ、旧大検を受け、短大に入りました。

しかし、昨年の3月卒業するはずが、留年、半期遅れの9月に卒業しました。

就職予定の会社に謝罪に行った時の態度が評価されたらしく、10月採用になりました。

毎日、営業職として午後11時から0時過ぎに帰ってくる三男を見て、「大丈夫かな?」」と思いは常にあります。

しかし、我々、親は子供の身代わりになることはできません。

不登校という眠りから覚め、社会に出て行くのは、本人しかできないのです。

親は子供の背中を支え、少しだけ押してやることしかできません。

「あせらない、くらべない、あきらめない。」という事です。

愛の反対は・・・

日記を書いたあと、マカカフスタの話

以下の部分を読んでみたら、マザーテレサの言葉を思い出した。

同じようなことを言っていたんだと思いました。

我々が抱える『イジメ』という問題が一向に無くならないのは、まさにこの意識の問題ではないかと思います。

どれだけの教員が、親が、子供がイジメについて、常日頃、問題意識を持ち続けているのでしょうか。これだけ社会問題化していても、悲劇を繰り返すのは、はとんどの人々が自分には関係のない事だと思っているのです。考えるのはその時のはんの一瞬だけなのです。


愛の反対は憎しみでなく、無関心である。

The opposite of love is not hatred but indifference.

この英文は日本語から私が英語にしたもので、ネイティブのチェックを受けていますが、マザーテレサさんがこのように言ったかは分かりません。

$サンタヴィレッジ・くるみのがっこう 

意識改革こそ、改善へと導くもっとも重要な事

サンタヴィレッジ・くるみのがっこうのコミュに昨年の9月24日に書いた
くるみのがっこう設立の原点というトピックです。

http://mixi.jp/view_community.pl?id=4563347


紹介する中で、最後に追記として使った言葉。

今、情報発信のために、アメブロにもトピックを転載しているのですが、
意識改革こそ改善へと導く最も重要な事

29日に支笏湖で行われた杉浦先生の講演で、先生に会いに来た某公立病院の消化器外科の医師が「最終的にはガンは自意識で治る。」と言われたとの話・・・。

安保先生の「病気は自分で治す」という本の中にも同じような事が書かれています。

意識改革・・・これは病気に限ったことではありませんが、薬の効果を調べるには、偽薬との対照が行われ、数値で有効率がはじきだされるのですが、100%の効果と0%の副作用はありません。

薬は飲み過ぎれば、必ず生命に影響を及ぼす物なのです。つまり致死量という数値がかならずあるのです。


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いじめ、ニホンザル・マカカフスカタ、神戸、そして出会い
                     
 一見、関係のないようなこれらの言葉は私の心の中で結びついているのです。

95年11月1日、『人権からみた防災対策』という神奈川国際人権プレ集会が厚木で開かれ、参加しました。その中で障害者問題を考える兵庫県連絡会議の斎藤晴久さんが『震災とまちづくり~復興計画と当事者参加』という題で講演されたのです。

斎藤さんは筋肉の緊張が強いため、言葉を発する事がかなり困難な様子でしたが、40分間にわたる講演に私はとても感動しました。そこで感じたことは、話そうとする人の意志と聞こうとする人の意志があれば、たとえ言葉が理解できなくてもお互いの意志が通じるという事です。

そして最後に被災地障害センターが制作している『がんばる心はつぶれへん』というチャリティーTシャツの紹介がありました。

その説明書の中に『人は誰でも老人という障害者になる』と好きな詩人が教えてくれた。それなら私もすぐに障害者になる……。

より小さなもの、より弱きものに目を向けるべきだとも書いてありました。

私がうれしかったのは、この話をしたところ、たくさんの生徒がこのTシャツやバンダナを購入してくれた事です。そして送られてさたTシャツの中には次のようなパンフレットがはいっていたのです。

1952年、宮崎県日南海岸の幸島でサツマイモの餌づけがはじまりました。サル達はとても喜びましたが、イモについた砂は苦手なようでした。

そしてある日、生後18カ月の『イモ』という名の雌ザルが海で洗うことを発見しました。すぐに母親に教え、また彼女の遊び友達も海水で洗いはじめました。その後、子供から学ぼうとした親ザルだけが砂のついていないイモを食べることができるようになりました。

しかし、子供から学ぼうとしない親ザル達は依然として砂のついたサツマイモを食べつづけていたのです。

ところが6年後の秋、朝日の昇った時、99匹日のサルが洗うことを知ったのです。
そしてその日の昼、ついに100匹目のサルが洗い始めたとき、突然すべてのサルが浅瀬に行き、サツマイモを洗い始めたのです。そしてこの行為は他の島のサルにも、海をこえた大分県高崎山のサルにも自然発生的に伝わったのです。

ニホンザル・マカカフスカタに起こったこの事実はある特定の臨界点を満たすだけの人々が、ある自覚に到達すると、その新しい自覚は人の心から人の心に伝わるのだということを裏付けているのだと書いてあったのです。

阪神大震災のボランティア活動はまさにこのような意識から生じたのではないかと思うのです。人々の何かをしなければいけないという思いが、心から心に伝わり、人々を災害地に向かわせ、救援物資や義援金を送ることができたのです。

そこでは人の本性は生まれながら悪ではなく、善であるという事を体験することがでさたのです。

我々が抱える『イジメ』という問題が一向に無くならないのは、まさにこの意識の問題ではないかと思います。

どれだけの教員が、親が、子供がイジメについて、常日頃、問題意識を持ち続けているのでしょうか。これだけ社会問題化していても、悲劇を繰り返すのは、はとんどの人々が自分には関係のない事だと思っているのです。考えるのはその時のはんの一瞬だけなのです。

このマカカフスカタの話が本当ならば、教員や親が子供にイジメが良くないという当たりまえの事を語りかけ、意識させる事ができれば、そしてその数が一定以上に達すれば、その思いは人の心から心に伝わるはずです。

私は神戸でたった2時間前に知り合った人ともう何カ月も前から一緒に活動していたような気がする不思議な経験をしました。そして彼等とは無二の親友になったのです。たった4泊5日しかいなかったのに本当に不思議です。

全国に帰っていったボランティア達とはその後も交流があり、年末には長野八方で再会しスキーを楽しみました。また北海道へも足を伸ばし、新たな人々との出会いも次から次へと増えています。

不惑の年が私の新たな出発点となったようです。
                        1996年 記

追記

残念ながら、イジメは少なくなるどころか、ますます深刻化し、不登校を引き起こす大きな原因となっています。


意識改革こそ、改善へと導くもっとも重要な事だと私は考えます。


$サンタヴィレッジ・くるみのがっこう 

くるみのがっこうの由来

mixi サイトにあるサンタヴィレッジ・くるみのがっこうに書いたトピックより転載しています。

くるみというのは、南富良野町の町の木で、自生していたり、町が金山湖湖畔に植えています。

同時に「くるみ」というのは、不登校になった生徒のイメージと重なります。

くるみの殻は固く、だれでもが簡単にこじ開けることはできません。

しかし、いつの日か、その固いくるみも殻が割れ、芽がふき、立派な高木となります。

家具材として、チーク、マホガニーと並ぶ、世界三大銘木と言われています。

くるみは、また紀元前7000年前から食用にされ、高カロリーで、ビタミンに富み、まさに人類の命を支えてきた実でもあります。

固い実のくるみもいつか必ず、芽吹くのです。

$サンタヴィレッジ・くるみのがっこう 

くるみの学校設立の原点

mixi サイトにあるサンタヴィレッジ・くるみのがっこうに書いたトピックより転載しています。


いじめ、ニホンザル・マカカフスカタ、神戸、そして出会い
                     
 一見、関係のないようなこれらの言葉は私の心の中で結びついているのです。

95年11月1日、『人権からみた防災対策』という神奈川国際人権プレ集会が厚木で開かれ、参加しました。その中で障害者問題を考える兵庫県連絡会議の斎藤晴久さんが『震災とまちづくり~復興計画と当事者参加』という題で講演されたのです。

斎藤さんは筋肉の緊張が強いため、言葉を発する事がかなり困難な様子でしたが、40分間にわたる講演に私はとても感動しました。そこで感じたことは、話そうとする人の意志と聞こうとする人の意志があれば、たとえ言葉が理解できなくてもお互いの意志が通じるという事です。

そして最後に被災地障害センターが制作している『がんばる心はつぶれへん』というチャリティーTシャツの紹介がありました。

その説明書の中に『人は誰でも老人という障害者になる』と好きな詩人が教えてくれた。それなら私もすぐに障害者になる……。

より小さなもの、より弱きものに目を向けるべきだとも書いてありました。

私がうれしかったのは、この話をしたところ、たくさんの生徒がこのTシャツやバンダナを購入してくれた事です。そして送られてさたTシャツの中には次のようなパンフレットがはいっていたのです。

1952年、宮崎県日南海岸の幸島でサツマイモの餌づけがはじまりました。サル達はとても喜びましたが、イモについた砂は苦手なようでした。

そしてある日、生後18カ月の『イモ』という名の雌ザルが海で洗うことを発見しました。すぐに母親に教え、また彼女の遊び友達も海水で洗いはじめました。その後、子供から学ぼうとした親ザルだけが砂のついていないイモを食べることができるようになりました。

しかし、子供から学ぼうとしない親ザル達は依然として砂のついたサツマイモを食べつづけていたのです。

ところが6年後の秋、朝日の昇った時、99匹日のサルが洗うことを知ったのです。
そしてその日の昼、ついに100匹目のサルが洗い始めたとき、突然すべてのサルが浅瀬に行き、サツマイモを洗い始めたのです。そしてこの行為は他の島のサルにも、海をこえた大分県高崎山のサルにも自然発生的に伝わったのです。

ニホンザル・マカカフスカタに起こったこの事実はある特定の臨界点を満たすだけの人々が、ある自覚に到達すると、その新しい自覚は人の心から人の心に伝わるのだということを裏付けているのだと書いてあったのです。

阪神大震災のボランティア活動はまさにこのような意識から生じたのではないかと思うのです。人々の何かをしなければいけないという思いが、心から心に伝わり、人々を災害地に向かわせ、救援物資や義援金を送ることができたのです。

そこでは人の本性は生まれながら悪ではなく、善であるという事を体験することがでさたのです。

我々が抱える『イジメ』という問題が一向に無くならないのは、まさにこの意識の問題ではないかと思います。

どれだけの教員が、親が、子供がイジメについて、常日頃、問題意識を持ち続けているのでしょうか。これだけ社会問題化していても、悲劇を繰り返すのは、はとんどの人々が自分には関係のない事だと思っているのです。考えるのはその時のはんの一瞬だけなのです。

このマカカフスカタの話が本当ならば、教員や親が子供にイジメが良くないという当たりまえの事を語りかけ、意識させる事ができれば、そしてその数が一定以上に達すれば、その思いは人の心から心に伝わるはずです。

私は神戸でたった2時間前に知り合った人ともう何カ月も前から一緒に活動していたような気がする不思議な経験をしました。そして彼等とは無二の親友になったのです。たった4泊5日しかいなかったのに本当に不思議です。

全国に帰っていったボランティア達とはその後も交流があり、年末には長野八方で再会しスキーを楽しみました。また北海道へも足を伸ばし、新たな人々との出会いも次から次へと増えています。

不惑の年が私の新たな出発点となったようです。
                        1996年 記

追記

残念ながら、イジメは少なくなるどころか、ますます深刻化し、不登校を引き起こす大きな原因となっています。


意識改革こそ、改善へと導くもっとも重要な事だと私は考えます。
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くるみのがっこう・教育理念 あせらない・くらべない・あきらめない

今日は朝から出張でした。主な研修は、携帯電話、インターネットによる諸問題。

携帯やパソコンから掲示板等を使った陰湿なイジメやそのことが原因での暴力事件が、今、いろんな学校で起きています。

学校裏サイトや前略プロフというのをお聞きになったことがあるでしょうか?

今日の講師は最近、マスコミに良く出てくる安川雅史さんでした。

http://www.web-mind.jp/

2時間45分、休憩もとらずに熱く語られていました。

とても為になりました。しかし、今の小中高生、携帯電話によるいろんな犯罪に巻き込まれたり、いろんな問題を起こしています。

携帯電話を子供達に持たせることによるメリットはありますが、デメリットもかなりの物です。

携帯電話により、売人が簡単に覚醒剤、麻薬を売りやすくなっているといますし、薬物中毒にされた中高生が、暴力団によって裏ビデオに出されたりしているという恐ろしい現実もあるということをもっと認識する必要があると思います。


一日出張だったので、勤務終了後、ジムに行きました。

空腹でウエイト、バイク、美骨盤エクササイズ、ウエイト、腹筋エクササイズを2時間やりましたが、バイクをこいでいるときにフジテレビのニュースで、高次脳機能障害の歌手・一ノ瀬たけしさんの事を取り上げていました。

詳しくはこちらで!

http://cocororian.exblog.jp/6946395/

そのニュースの中で、一ノ瀬さんのお父さんが、治療法の確立していない障害になってしまった息子さんに対し、、「あせらない、比べない、あきらめない。」 ことだと言われていましたが、とても印象に残った言葉でした。

$サンタヴィレッジ・くるみのがっこう