去年の今頃、次男が市内にある公立中高一貫校を受験したいと言い出しました。

まさか自分の子がそんなことを言い出すとは思ってもみなかったので、驚きました∑(゚Д゚)

ちなみに長男は普通に地元の公立中学に通ってます。


それから、慌てて情報集め。

中学受験の準備は一般的に小4からするものらしいと知ったので、普通は3年かけて準備するところを1年でやろうってんだから生半可な気持ちじゃダメだよと話をし、いろいろと調べた上、塾には行かずにZ会の6年生のハイレベルコースと公立中高一貫校適正検査&作文で受験を目指すことにしました。

もちろん、志望校の過去問も購入しました。


平日は友達と遊んだり部活にも普通に出たりして、受験勉強は土日にまとめてZ会や過去問を使ってしてました。


時々、Z会の添削問題を溜めることもあったので、普段は勉強しろなんてことは言わない私も、「受験するとよね?そんなことでいいの?あんたが決めた道でしょ。」と何度か釘をさしました(;^_^A


12月に入ってからは、志望校近くの塾の冬期講習を受けました。

塾からはたんまりと宿題が出るので、ガリガリやらざるを得なくなり、自室にこもって勉強することが多くなりました。

勉強漬けの年末年始。

今年ほど私が楽だった正月はないです。おせちも大掃除も最小限でしたので(^▽^;)


そしてあっという間に入試の日を迎えました。

怒涛の一年、という感じ。


そして今日は発表の日。朝からそわそわドキドキしながら郵便を待ってました(((゜д゜;)))

結果は・・・合格!合否はどっちでもいいと思ってましたが、やっぱりホッとしました(*^o^*)





実は、次男のクラスは5年時、学級崩壊状態になり、学校生活も授業もままならない日が続いてました。

もちろん学校も保護者もいろいろな対策を講じましたが、なかなか改善には至りませんでした。


私も何度も学校に足を運びましたが、暴力行為や暴言が発せられる場面を実際に何度も目の当たりにし、当時は非常にやりきれない気持ちで過ごしていました。


次男自身がいじめの標的になったことはなかったですが、教科書をぐちゃぐちゃにされたり、いきなり殴られたりというトラブルに何度か巻き込まれました。

これらは私の耳に入ったものですが、恐らくプチトラブルは日常茶飯だったと思います。


できればこんな経験してほしくはないですけど、勉強になったこともありました。

うちは小3のときに新興住宅地にあるマンモス校から今の小規模校に転校してきたのですが、少人数で目が行き届くから問題がないというような単純なことではないと知りました。

小規模校ではクラス替えもなく、人間関係(力関係かな)を変えることは困難です。

そして、小さい頃からの習慣、価値観や道徳観を変えることもなかなか難しい(親世代も)。地域性のようなものも感じました。

子は親の鏡、その通りだと思います。本当に子供はよく親を見ています。

家庭教育のあり方を見直すきっかけになり、親の責任、大人の責任の重さを痛感しました。




・・そんな中でも次男が元気に学校に行ってくれてたのが救いでした。

前の学校がよかった、戻りたいと言うこともありましたが、こっちにも仲のいい子がいましたし、ちょっと大人びた子なので、うまくやり過ごすことができてたのだと思います。



でも次男は、この環境から抜け出したいと思ってたようで、受験を志願しました。

先生には春の家庭訪問の時点で、今の環境では勉強ができないから受験したいと告げていました。

夫も私も、次男の気持ちを受け、受かれば万々歳だねくらいの気持ちで挑戦させることにしました。

4月からは全く異なる環境で新しい仲間たちとの生活が始まります。

広い範囲から生徒が集まるし、高校生の先輩方とも触れあう機会もあり、世界がぐっと広がると思います。


勉強と部活、両方頑張る!と、次男はとても楽しみにしてます。

充実した楽しい学校生活を送ってほしいと切に願います。


合格、おめでとう!