4月中旬の休日、三河島の新店でプレオープン中の【藤】を訪問。
場所は以前『二代目にゃがにゃが亭』があった場所と言えばお判りでしょう。店主さんの経歴等は全くわかりませんでしたが、イケ麺さんのブログで「昔からラーメンの自作をやっていて、自作が好きすぎて趣味が高じて開業に至ったそうです、」という事でした。
現在はプレオ―プン中でグランドオープンは5月1日。プレオープン中は昼営業のみで無くなり次第終了。休日は不明。
入店すると店内満席で中待ち1人。店内は二代目にゃがにゃが亭の時とほぼ同じで左側が厨房でその前にカウンター6席。
5分ほど待って帰る人と入れ違いでカウンター席一番奥に着席します。
こちらのお店は麺にかなりこだわっており、らーめん・油そばは細麺、つけめん・油そはは太麺使用。昼メニュー使用小麦は
ラーメン・油そば・・・中華チャンピオン、
つけめん・釜玉・・・夢ちからTYPE50・きたほなみⅡ・春よこい全粒粉のブレンド、
夜メニュー使用小麦・・・ハルユタカ100%。
昼夜で麺が違うのは初めて見ました。
※中華チャンピオン・・・三重の平和製粉の小麦でカナダ産70%、アメリカ産30%のブレンドの外麦小麦粉。
券売機は無く口頭注文、伝票・後会計方式。
昼のメニューは煮干しらーめん850円、釜揚げつけめん900円、冷たいつけめん950円、釜玉めん700円、油そば700円、サンドウィッチ400円、カレーライス600円。
先行レポでつけめんが注目で極太麺だそうです。つめたいつけめんはゴワ麺との事でしたので『釜揚げつけめん』を口頭オーダー。
厨房には50歳前後の店主さんと70代後半~80代のお母様の2人営業。
お母様にオーダーするとつけ汁が淡麗と混合から選択できるとの事。つけ汁は水だし煮干しの淡麗と魚貝を毎日(この日はエソ)継ぎ足した混合の選択。つけ麺のつけ汁には豚も使っているとの事。混合でお願いしました。
さらにつけ汁に柚子を入れますかと聞かれたのでお願いしました。
お母様はやや耳が遠いですがにこやかでほっとする接客がniceです。
卓調は、お酢、ごま油、釜玉たれ、ブラペ、辣油、一味唐辛子。
カウンターの奥には、お酒と盛塩、鯛の置物、ショップカードがありました。
ショップカードも店名と住所のみのシンプルな物。店名は店主さんの苗字でしょうか。藤井さん、藤田さん、藤中さん、藤枝さん、藤森さん等々。
店主さんもお母様も話好きのようですが、満席で待ちもいるのでお話しできませんでした。
麺丼、つけ汁、トッピングと3つの器をお盆にのせて店主さんが回って運んでくれました。太麺は茹で時間6分、細麺は2分でした。釜揚げの麺はお湯に浸かっています。
つけ汁は混合。ベースの煮干しに色々な魚貝を継ぎ足したつけ汁で豚も使用。細か良く刻んだ玉ねぎが入っていますね。
トッピングは別の器で提供。チャーシュー、メンマ、海苔。
麺は幅9mmの極太麺。厨房の奥に製麺室が見えました。
夢ちからTYPE50・きたほなみⅡ・春よこい全粒粉のブレンド。
写真では見ていましたがめっちゃ太くてグリングリンのうねり。
早速つけ汁に浸けていただきます。
ずずずぅぅぅううう~ヽ(*´∀`)ノ キャッホーイ!!まいぅ~~♪
極太麺はワシワシほどではなく表面はモチモチ食感で全体的には小麦が凝縮した噛み応えのある麺ですが、釜揚げなので食べやすく許容範囲。麺美味しいなぁ~♪
つけ汁はさらっとしていますが旨味満点。煮干しメインで魚貝の味わいが濃厚ですがエグミ等は感じずやや甘みがあり優しい味わいですね。味に三温糖を感じました。あの甘味は特徴あるから。でも違ったら恥ずかしい(笑)
こんな極太麺をしっかり受け止めて不足感ないのだからつけ汁も大したものですね。
この麺は海苔で巻けないのでつけ汁に海苔を浮かべその上に麺を乗せていただきます。麺が重いからすぐ沈む(笑)
下から掬い上げて海苔と麺をいただきます。海苔も風味がいいですね、
磯の香りがします。海苔は2枚。
トッピングの器のチャーシューをずらしてみたら下に揚げニンニク?
トッピング類を全て熱々のつけ汁に投下。
チャーシューとメンマはアベレージかな。
極太麺なので麺量はわかりにくいんですが200gくらいでしょうか。最後はスープ割(混合)をしてもらって8割いただいてFINISH。
この日2軒目でしたが美味しくてもっと食べたかったですね。
カレーやサンドイッチも気になりますし、グランドオープンしたら始まる夜のプレミアムも興味津々です。
途中、店主さんの20年来の友人2名が来店し、お話を聞いていたら、千葉の木更津からきたお友達で自転車仲間だとお母様に説明していました。
ご馳走様でした。ヾ(@^▽^@)ノ