90分でデジタルパーマを施術する方法


まず必要な道具はラバーアイロンとストレート剤と過酸化水素水です。


統計から二液処理の際ピン止めは必要ありません。


時間が無駄です。


はじめからピンうちしなくてもいい強さでかけていきます。


ここで注意ですがセルフカラーをされている方は


キレイなパーマはほぼ不可能です。


毛髪診断をしっかりして可能か不可能か判断します。


ただ営業ではお断りはしません。


99%かかることはかかるのでどういったしあがりになるのかのみ説明します。


しかし1%は断る勇気も必要です。


結局たんぱく質があってのパーマですので


髪の中のたんぱく質が極端に少ない方もいます。


ダメージがなくても  です。


まず一液処理の場合ラバーアイロンを使うのですが


ラバーを使うからといって弱めの薬にはしません。


その薬で10分放置してちょうどいいという薬剤を選定します。


ラバーはその約10分の放置または加温の時間を約3分に短縮させます。


しかも中間の一番リッジの欲しい部分に薬を浸透させることが可能です。


毛先はアイロンを逃がすよりは少ない時間当てるほうが失敗が少ないです。


大切にするあまりあてないと思いのほかかからず


かわいいリッジが出ません。


ロッド選定ですが一番下のロッドのみ小さめのロッドにします。


最近は仕上がりでバックの髪も前に流すことが多いので


バックの髪がポイントになることが多いです。


ここがかかりが弱いと普段お客様が自分で仕上げするときに


カールを作る作業が大変になります。


加温は20分が基準ですが大体あと3分ほど加温することが多いので


はじめから25分加温します。すこし硬めに乾かします。


メーカーは七割くらいの乾きでOKといいますが


弱いことが多く8割から9割乾かしたいところです。


次に二液ですがシャンプー台で塗布します。


セット面ではこぼれやすいし無駄な時間と作業が多いです。


まず酸リンスを塗布。この時点でパーマの出来上がりが上手くいったか否かの


勝負が決まると言っていいでしょう。


余談ですが


この時点でかかってなければ二液は塗ってはいけません。


結果かかっておらず意味がないからです。


でしたら一液処理から始めるかもう一度加温するべきでしょう。



シャンプー台での作業ですのでもう一度塗布も容易です。


セット面に通す必要はありません。




二液処理は過酸化水素水を使います。


講習では3分でOKと説明されていますが


5分は置きたいところです。


3分だと弱いことが多くしっかり酸化してる気がしません。


時間があればもう少し多めにおいてもいいです。



そのあとトリートメントして仕上げですが


加温の不必要なものでさっと仕上げます。


最近はトリートメントの間にシャンプーが可能なものもあるので


そのシャンプーがあれば


はじめのシャンプーすら省きます。


結局シャンプーは一度でいいと思っています。






今のところ早ければ75分 遅くて100分ほどの時間で推移しています。


カットはデジタルの場合重く仕上げが多いので


あまり時間を必要としません。



いかに手を空けるか が重要になってきます。


あいていればいくらでも一人の方につきっきりになればいいのです。




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