映画『パリタクシー』 | ようこそ もぐ庵へ 

ようこそ もぐ庵へ 

座右の銘は『いいかげんは良い加減』
人生をなめている訳ではないけれど。

見てきました。

 


素敵なフェアリーテイル。妖精は92歳🧚‍♂️

チャーミングでユーモア溢れる妖精のお話に惹き込まれるけれど、それだけじゃない。大切なメッセージが胸に残る。沢山の人に見て欲しいけど少し大人向き。

ちょっとショッキングなシーンがある。

けれど、そうせざるを得なかった彼女の境遇、立場に思いを馳せた時、この作品の深いテーマに行き着く事ができるのだ。


下はそのテーマについて書かれた記事。作品を見た後に読んだ方がいいかも知れない。

できれば、パンフレットも買ってカリオン監督のメッセージも読んで欲しい。

https://gendai.media/articles/-/108674?page=1&imp=0


冴えない中年のタクシードライバーをどんどん素敵に仕立てていくマダムの女っぷりの良さ。

パリの街を背景にした洒落たセリフのやり取りも見もの。


観客は、中年以降のカップルが多かった。

「いい映画だったね」と心から言い合えたら、それはもう幸せないい関係だなと思う。