……のっけから「機動戦士ガンダム」と「聖戦士ダンバイン」がごっちゃになってしまったトネ姐さんです。
ハイ!全国7000万人のトネ姐さんファンの皆さま、こんにちは。
まぁこちらでもポチポチと趣味に関してつぶやかせていただいてるので
なんとなく想像はついていらっしゃったでしょうが、姐さんは結構なオタクです。
昔はオタクであることはひた隠し絶妙に一般人に擬態して生きてきたのですが
オタク文化というものが立派に市民権を得ている現在は、思い切り
サンライズ!ガイナックス!ボンズ!トリガー!!
…と、数々の名作ロボアニメを世に送り出してきたアニメスタジオの名を絶叫しつつ生きています。
いやホント、いい時代になりましたねえ(遠い目)。
こんな昨今ですから、世に似たような中年たち(主に男ですけど)というのは案外多く
サラリーマンの聖地である新橋烏森にある新橋ハートさん内の活動の一環である
『新橋ホビー会』という趣味のサークルにムスメと2人で参加させていただいて居るんです。
【 前々回のホビー会での様子 】
このホビー会、なかなか好事家の集まりで
各業界のエリートサラリーマンたちが
年に4回ほど新橋烏森の地に集まっては
大人の財力にモノを言わせかなりのクオリティで
ガンプラを始めとしたジオラマ作品をビルドしまくっているんです。
そんなこんなで姐さんもアッガイやらガンダムEZ8やらヒルドルブやら組み立てまくっていたんですが
先日、とうとう自作フィギュアに手を染めてしまいました…
ここまで来ると一度手を出してしまったドラッグ趣味からはもう更生はムリなので
ここは開き直って皆さまにその工程を上げていこうと思っております。
まあ試作機なので版権モノはあえて避け、まずはチャチャチャっと描いた
デッサンの裸婦を元に制作をしていこうと思いました。
そうこう見えて姐さん、絵が描けるんです。
【 このヌードデッサンのサイズを下地に針金で骨組みをしていく 】
【 顔 】
【 各パーツ.】
ここから骨格+各筋肉の形にちねった粘土を貼っては削りまた貼り
磨いては削り、また肉付けしていく……という作業の繰り返し。
胴体と各パーツを繋いでみたり、解体してみたり…
【 乾かしては微調整していく。すごい絵面 】
ここで他の作家さんたちと私の制作過程の違いに気付く。
人体を3Dで表現してみて「あ、コレ “マッサージ脳” で作業してんな」、ということに。
美術は独学のため、芸用解剖学を履修したことはないけれど
毎日色んな人に触ってるから自然に手が動いて、骨格を、筋肉を再現できる。
これは二次元でも脳内で同じ作業をしていたんだな。
そんな私の好んで描くモチーフは、裸婦と肖像。
納得。
【 ペタシ、ペタシと肉を乗せていき 】
【 我ながら、尻の再現率よ 】
う~ん…立体作品、メッチャ愉しい!!
これ、完成は年を跨ぐだろうけれど、根気よくやっていこうと思います。
当然ながらこの制作工程は完全に自己流なので
ご自分の作品の参考に検索してこの記事に辿り着いた人は薄目で見てやって下さい。
今回使用した基材はコレ、「アーチスタフォルモ」。
姐さん世代で石紛粘土と言えば、フォルモなの。
う~ん、職場のブログなのに思ったよりマニアに傾いてしまった。
こんな記事、最後まで読んでくれた人居たんだろうか。
てかこれ、連載していいの?!
こうして私の人形作家としての(笑)道は開かれたのでした。
そのうち続報を上げると思います。
お付き合いしてくれたら嬉しいな。
【 最後に、作品名・メキシコの麻薬カルテル 】
──現場からは以上です、キャップ。