今、バンドで私が練習している曲は「Shiny Stockings」で、初めてスキャットに挑戦する。
スキャットが自由自在に歌えるようになったらジャズヴォーカル上級者の仲間入りである。
もちろん、私はまだ自由自在には歌えないので、まずはエラ・フィッツジェラルドの完コピをすることになった。
英語の歌詞を覚えるのはなんとかなるのだけれど、スキャットとなると勝手が違う。
なにしろ、ドゥビドゥビダバダバと全く意味のない言葉なので、一筋縄ではいかない。
何度も何度も繰り返して聞いて、それこそ耳コピするしかないのである。
多分、完コピしてそれを自然に歌えるようになったら一歩前進ということなんだろう。
大変なのだけれど、これがけっこう楽しい。
エラはスキャットで管楽器の音を表現しているので、管楽器を吹いているイメージで歌うといいのかもしれない。