物事は、特にブログに関しては、有る程度一気通貫でやらないとすぐだれて書かなくなるわけで、そんなわけで今日もグルジア編です。

でも今日は時計の針を少し進めて、二月某日、お土産のグルジアワインを友達と飲んだ日のこと。
お客は、大学でマーケティングを専攻するリーダと、コソボ紛争について論文を書いているアカデミーの大学院生で同じ寮に住むミリア。

その日も話題に事欠くことなく色々話したわけですが、ことは、北方領土問題経由グルジア問題にも広がりました。


リーダ:結局は漁業問題よ。別に広大なロシアの面積からすればあんな極東の領土なんか別にどうでもいいのよ。でもあの辺は寒流と暖流がぶつかるから魚がたくさんとれるから。漁業問題がこの問題の最大のネックなのよ。

もーり:まぁそれも問題の一つだけど、僕はそうは思わないな。物事の確信は別のことなんだよ。(今日は標準語で行こうかと思います。)そもそもこれはロシアの侵略行為だからね。

りーだ:そんなことないわ。ちゃんと国家存亡をかけた戦争でソ連は日本に勝利したんだから、戦勝国は敗戦国に対し、なにかしらの戦利品をもらう権利があるのは当然でしょ。

もーり:でも当時僕たちの国の間には日ソ不可侵条約があったのは知ってるよね。それ一つとっても国際法違反だし、ソ連が日本に宣戦布告したのは日本の敗戦が99%わかってからじゃないか。つまりソ連は何一つリスクを冒すことなく日本に勝利をおさめ(勝利したといっていいかすらわからないが)、北方領土を奪取したわけだ。

りーだ:でも結果的にソ連は勝ったのよ。それにヤルタ会談で北方領土がソ連に渡されることは正式に決められたことじゃない。

もーり:でもそれは英米露の3国が勝ってに決めた取り決めで、日本は当時その会談の事実すらしらない。日本はそんな協定を受け入れることは到底できないし、ヤルタ協定さえ、他国の領土を干渉するという点で当時の国際法に完璧に違反しているんだよ。

りーだ:ワインもう一本出して!!

もーり:話を戻そう。北方領土が解決しない最大の理由は僕はロシアが他の旧ソ連国家と抱える領土問題にあると思っている。ロシアが北方領土を日本に返還することを了解したら、他の独立を望む地域の独立運動がますます活発になる。だからロシアは絶対に北方領土を日本に返そうとしないんだ。

りーだ:それって例えばチェチェンとか?ゆーすけ、ごめんだけどそれは全くの見当外れだわ。そもそも・・・・

(長いので割愛。というかあまり行ってる内容が理解できなかった。。)



もーり:とにかくロシアは国内の民族問題以外にも周辺国家の、ロシアからの離反・親欧米路線をすごく嫌がっているのは確かだよね。例えばグルジアでも・・・



とやっとグルジアの話に到達しました。

北方領土問題の話になると、絶対に負けたくない気概で議論してしまいます。

ということで、今日はここまでで。小刻みでもブログ継続することが大事と理解しております。

次回に続く・・