月曜日、10日間のぶらり旅から帰ってきました。

エストニア、ラトビアのバルト三国を北からくだり、ウクライナのLvivを経て黒海に面するオデッサという街まで南下し、モスクワに帰ってきました。


リゾート地オデッサで暖まって帰ってきたら、なんとモスクワ気温27度!!

オデッサより暑いし!

モスクワでは春コートを羽織る間もなく、一瞬で夏になってしまいました。

部屋から臨むモスクワも深緑に包まれております。



街行く女性の姿はほぼ水着状態。やばい。

おっちゃんもサングラスをかけ裸で歩く。しぶい。

そして何よりも、モスクワは夏はラテンの国となり皆アゲアゲとなりますので、

わたしもモスクワ最後の夏を最大限満喫すべく、気持ちをラテンモードに、

改めて気を引き締め直した次第です。




ところで旅から帰ってきた翌日に、僕の通うアカデミーで、鈴木ムネオさんの

講演会があったので参加してきました。

発言内容は本で自著で書かれている内容と同じでしたが、必死に民主党鳩山政権

を擁護するあたり、ある意味ものすごい政治家魂を感じました。

後は、ちっこい、声が高い。



その後ロシア人の友達(外交官志望)と話をして、「日露関係発展のためには平和条約は必ずしも必要なのかな??別になくても発展していけるんじゃないかな??」というような質問を受けました。

ロシアの対日感情は基本的にものすごくいいけど、日本の対露感情は良くないから、

北方領土問題の解決と平和条約の締結は、日本人の対露感情を好転させるためにも必要だし、お互いの相互理解・認識の下に初めて発展的な関係が構築できるんじゃないかな、ということをその時は答えましたが、


後で考えるとなるほど彼の言うことも一理あるなと。

平和条約無くとも、人的・文化的交流、経済交流の中でお互いの溝を埋めていければそれでいいかもも。

政治のことは政治家と官僚にお任せし、僕としてはやはり経済分野で、日ロ関係の向上に貢献できればという思いを改めて強くし、旅ボケから心を引き締めなおしました次第です。


かしこ。