習い事。
小さい頃たくさんやらなかった
私は特に、
たくさん習っていた部類に入ると思います~
小学校に入ってから
みんなが学習塾に通い始めた頃、
ご多聞に漏れず 私も行きたかった。
何だか塾仲間同士の会話が楽しそうで。
でも、両親に相談すると
母いわく、
『「ルイちゃんは塾に行ってるから
勉強が出来るんだね~」 って言われるのと、
「ルイちゃんは塾に行ってないのに
勉強が出来てすごいね~」って言われるの、
どっちがいいの』
と言われ、単純だった私は
「すごいね!」って言われたーい
迷わず後者をチョイス
で、しばらくして中学に上がってから
またその気持ちが再燃して。
すると今度は父いわく、
『塾は勉強のやり方を教わるところなんだから、
塾で勉強のやり方を教わって
そのあと家で2時間以上勉強するんなら行ってよし』
と言われ、迷わず、無理~ということで断念。
我ながら、両親にしてやられたわけです
こういう流れがあったから()、
学習塾以外の習い事はやりたいと
主張したものはほとんどやらせてもらいました
小学生のときにはこんな感じ。
:そろばん
:ミニバスケット(小さい頃はバレエ)
:習字
:そろばん
:そろばん、ピアノ
:習字、そろばん、ミニバスケット(バレエ)
:スイミング
私たちの小学校は田舎だからかな、
部活動ってのがちゃんとあったので、
学校の授業&部活動が終わって帰宅後
すぐに習い事に向かうといった感じでした。
まぁ、これが学習塾に通っても
帰宅後→塾とかは同じになると思うけれど。
けっこう忙しいよねー。
でも、全然嫌じゃなかった。
何て言うの
”曜日別に習い事がある自分が好き”みたいな
一緒に競う友達もいたおかげで、結構モノになったと思う。
特にそろばんとバスケは私にとって大事なものになりました。
そのおかげで「勝つ」ということを知ることもできた
(愛知はバスケットの名門県なのです)。
そろばんはね、私の通っていた教室は
”弐段まで受かったら ワンタッチそろばんプレゼント”
という賞品が あったので、初段の時点で
「弐段受かるまでやめないから 使わせて~」と
頼み込んで前倒してワンタッチそろばんもらってました
まぁ、要するに、モノに釣られたわけだね、私は
その頃からほしいものはまず口にする性格だったみたいです
でもちゃんと弐段まで合格したよ。
------------
で、そろばんもバスケも何でもさ、
「怒られるべき 人たちの壁」になってくれる子って、いたよね
バスケでも、
「やべー、今度は絶対怒られるなー」 とか思ってると、
その子が超めちゃくちゃ怒られるから
私たちの分まで先生はパワーが残ってなくて、逃れる。
試合中も、バスケは5-5でやるものなのに、
その子だけ先生の目の前まで呼ばれてずっと怒鳴られてる。
大観衆が見ている中でも。
でもこれは、強いチームになればなるほど、そういう子が
存在していて、一瞬5-4のアウトナンバーになるわけだけど、
それでも、怒られるんだよね。
下手な子は選ばれないんです、 その壁には。不思議と。
幸い、私はその「壁」ではなかったからこそ、
続けられたのかもなーとか思ったりもして。
勿論、怒られたことはあった。
みんなの前で手に持ったボールを蹴られて
「バスケなんてやめちまえー」と怒鳴られたことも、ある。
家に帰って泣いたことも、ある。
でもやっぱ、みんなの前で壁になって怒られてる子を見て
「ああなるか、ちゃんと練習か、自分には二者択一しかない」
と気づくんだよね。
そこに、負けず嫌い精神やら運動能力やらが加わって
どんどん続く。わかってくると何でも楽しくなるじゃん
そうして、「訓練+発表会」の充実感を得られたわけです
------------
バレエとピアノは母親のすすめで始めました。
私の性格もあり、どちらも大成しなかった。
他のものは自分からやりたいって言って
始めたんだけれど、これは違ったから、
”やらされ感” 満々だった。
バレエの発表会のお化粧や衣装は
テンション上がったんだけどさ
はっきり言って、
当時は母の趣味に翻弄されてたけれど
今、私が音楽を好きになれたのは
母のおかげだなと 感謝してる。
バレエのおかげで姿勢も良い(つもりだ)し。
(今にして思えば、どちらも もっと続ければ
よかったなぁと思うのだけれど。
その影響か、今でもバレエ鑑賞にときどき出かけるし、
バレエ音楽をより好む傾向にある私)
私と弟の習っている曲を、
母も一緒にピアノ練習したりする 気持ちは
当時全然わからなかったけど、今は、わかる。
母の情熱があったから、私は音楽と友達になれた。
それで、音楽を好きな友達と、友達にもなれた。
南アフリカでも、オケのメンバーや指揮者の方と
素敵な巡り合わせがあった。
------------
一方で、こんな現実もあって。
私自身は小・中・高→公立、大学→国立
で育ってきているので、勉強面でも教科書を
きちんと終えさえすればよかった。だから、学習塾に
行かなくても大丈夫だったともいえると思うんだよね。
特に小さい頃は公立学校で、世の中にはいろいろな子が
いるんだなってことを学ぶことは大切なんじゃないかな
という気持ちが強いんだけど、
教師をしている親友に聞いても、先輩ママに聞いても、
学校内の空気や勉強・先生の質、ひいては教育の質
という面で、義務教育の頃から私立を選ばざるを
得ないという方が年々増えているんだそう。
残念ながら、私たちが
全部国公立でよかった最後の世代なのかも~と思うことも。
地方の公立→東大・京大みたいなことが可能だった
私たち世代は、なんていい時代だったのーって思う
しかも親にとっても、やさしいよね
だってさ、さっきの習い事の話でも、
もし私立を目指すとなると、やっぱり習い事はそこそこ、
「どの習い事を続けるのか」「全部やめるのか」
その選択に精度が求められるし、
そこに親の影響って大きいと思うよね~
------------
習い事なんて、
人生を創るほどのことではないと 思っていたけど、
最近改めて、やっぱり自分たちを 創ってくれたんだなー
とつくづく思います。
習い事、大事だね。
何よりも、続けることは、大事だよね。
う゛・・・。大人になってからは、続いてないかもー・・・う゛。
ダンスももうやってないし、ピラティスもそこそこだった。
油絵も子どもが生まれてからずーっとお休み中だしな。
今やっているヨガは続けていきたい。てか、続けなきゃ~
油絵も再開させよう。。おぅ。
そんなことを考えていると
ああ、自分も親になったんだなー、とか思います
そんな1日。
大変励みになります!!
ポチっと応援お願いします!
携帯の方はこちらから♪
人気ブログランキングへ