先週末の東急渋谷本店地下の有料グラステイスティングは日本特集!
たまたま渋谷に行く用事があったので、ふらりと覗いてきました。
ドメーヌタカヒコ ヨイチ ノボリ ナカイブラン ケルナー 2012
輝きのあるレモンイエロー。
やや微発泡、浮遊物あり(←無濾過)
香りをとって、驚きました。白なのにタカヒコさんの香りがするのです!
梅シバ系の漬物の香りというか・・・目隠しして飲んだら、ガメイと間違えちゃうかも(笑)
飲んでみて更に驚きました。
酸がのびやかで、塩みを感じるほどのミネラル!
和食に合いそう・・・!
マッキーさんいわく、「もう少し寝かせてもよいかも」というお話だったので家にある一本は少しおいておこうかな・・・
2杯目は、
シャトー・メルシャン 甲州きいろ香 en Hommage à Taka(アン・オマージュ・ア・タカ) 2012
甲州きいろ香の生みの親故・富永敬俊博士に敬意を表した1本。
マグナムです。アルザスのボトルみたいな背高のっぽくん。
第一印象→まずミネラル!
スワリングすると、ふわっとみかんの香り。
味わいは、やや青いミカンを食べた時のようなギュっとした酸味。後味に残る苦みが特徴的。
でもなんだか奥行きが感じられる味。
エチケットがかわいい!
赤で狙っていたのは、ルバイヤートの試験園収穫のプティ・ヴェルドー 2010
310本限定のレアアイテム。
赤紫色がかったガーネットの色調。
粘性もやや強め。
アタックつよし!
熟れたプラム、カシス、熟した黒系果実。
そしてバニラ、オーク樽のニュアンス(アメリカンオーク系)
白胡椒のようなスパイシーさに加え、なめし革、動物的なニュアンス。
鉄。つんとくるアルコールも。
香りからすると、樽をきかせた南仏系(グルナッシュ+シラー)っぽい。
飲んでみると・・・新樽のニュアンスが強く、丸みのある味わい。
ココナッツミルク→テンプラニーリョっぽくも・・・
酸味、タンニン共に穏やかでふわふわ口にまとわりつくような柔らかい味わい。
ブラックチェリー、熟した果実、チョコレート。
余韻はやや短めで、サッと消えます。
うーん、やっぱりグルナッシュ+シラーっっぽいと思ってしまいました。
少なくとも誰も日本のワインとは思わないと思う。。
新樽熟成13カ月。
有料テイスティングコーナーは雑誌もあるので、すっかり長居してしまいました。
Bunkamuraと渋谷東急が好きなので、何気なく渋谷にはよく来てる気がします。
いま気になる展示
1920年代のパリが好きです。
ベル・エポックも捨てがたいけれど・・・