2012春季入替戦結果 追記あり | 楽しく考える男子バレー

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男子バレーボールを中心に、思うこと考えることを楽しく書いていきたいです。

関東1部2部の結果は下記です。 


東京学芸(2部2位)3(26-24 29-27 20-25 25-22)1 国士舘(1部9位)
東京学芸大学1部昇格


専修(2部1位)3(25-20 25-15 25-14)0 国際武道(1部10位)
専修大学1部昇格


観戦した方のレポを見ると、国士の井本さんはスタメンで戻ってきたけれど、池田さんとの交代があったので、万全ではなかったのかも。
上村さんは、ベンチに入っていなかったそうです。
ベストメンバー、よい状態で臨みたかったことと思います。
学芸も堀込さんが戻っていないようですが、途中からずっと大和田さんがMBでがんばっていたようなので、チームとしては満足の出来だったのかと思います。


武大は、専修のサーブにやられちゃいましたか?
武大はわかりやすいバレーをするチームなので、サーブで攻めて、粘り強くラリーに持ち込まないと難しいですね。
藤中さんをリーグで見て、初めはちょっとなじんでいないように感じましたが、昨日は活躍したようなので今後が楽しみです。
でも、秋季はジュニアで抜ける?
1年生2人抜けると専修が一番影響ありそうですが、秋は入替戦がないそうなので。


2部3部の結果は下記です。
こちらを観戦しました。


どちらの試合も1-1の後の第3セットを取った方が、第4セットは圧勝という展開。
農大も立教も、劣勢をはね返せるだけの力が残っていませんでした。
勝ったチームは1年生が活躍しました。今後が楽しみです。


大東文化(3部2位)3(25-20 24-26 25-22 25-13)1東京農業(2部9位)
大東文化大学2部昇格


大東文化
S17堀川①177 WS20林①182 MB5田山③184
OP6大倉③183→13茂木②186 WS12小作②188→3根岸④180 MB14石田②184
L2佐藤④172


農大
WS18角田③172 MB1東④184 S10平野②175
WS4深瀬③180 MB7田中④191 OP9藤本将樹②184→2河田④180
L8伴野③167
2枚替え 9→16宮崎②170 10→2


農大は、キャプテン東さんのクイックなど、センター攻撃は決まっていたのですが、サイドが厳しかったと思います。
第2セット終盤は、農大のブロックと大東文化のスパイクミスでジュースに持ち込み、取ったのですが…


大東文化は、茂木さんがスタメンではなく途中出場。トスもあまり上がらなかったのでコンディションがよくなかったのかもしれません。
1年の林さん中心の攻撃でした。
林さん、試合開始からジャンプサーブが入らなかったのですが、第4セット初めのサーブでリードを広げて、一方的な展開になりました。
やはり、サーブは怖いです。
大東文化スタメンに坂戸西が3人なので、萩原秀雄さんが観戦してました。


亜細亜(3部1位)3(21-25 25-17 26-24 25-15)1 立教(2部10位)
亜細亜大学2部昇格


亜細亜
WS20國分①180 OP11羽田③180 MB4鳥谷部④187
WS9内田③184 S22渡辺①181 MB14荻野②191
L3小林④170


立教
WS3庄司③180 MB8野間②195 SR4中村③175
WS1清水④180 MB5竹内③180 SR9村前②170
L2横山④174


スタートは亜細亜のミスが目立ち、立教ペース。
立教の両エース清水さん庄司さんのスパイクがよく決まりました。
清水さんの思い切りのいいジャンプサーブも決まり、第1セットを取りました。


第2セットに入って、亜細亜のエンジンがかかってきました。


渡辺さんのジャンプサーブがいいコースに決まり、連続得点。
渡辺さん、いつから本気のジャンプサーブになったのでしょうか?
サーブの効果が出てくると、立教の攻撃がブロックされることが多くなり……


亜細亜の鳥谷部さんと立教の野間さん、高さのあるMB同士、1枚で止めあうシーンもあり、ブロック多めな試合になりました。
亜細亜3人のサイドは大きくないのですが、まんべんなく打っている印象。
MBの荻野さんは、この日は打数が少ない感じでしたが、ブロックはやはり高く、清水さんの真ん中からの攻撃があまり通らない感じ。

立教は選手10人なので、高校時代ワンセッターだった中村さんと村前さんのツーセッターという異色の布陣。
村前さんは、さすが宮崎工なディグや、走りながらの正確なバックトスを見せてくれました。
平行トスを打つスレスレスパイクが決まることもありましたが、ネットにかけることもあり、スパイクはちょっと厳しかったようです。
中村さんは、スパイクもブロックも決めていましたが、トスを上げるときは選択肢が少なくてやや単調になってしまいました。

サーブでのリードが効いたためか、第2セットはやや一方的に亜細亜でした。

第3セットのスタートは連続ブロックで立教リード。
中村さん、清水さん、竹内さんと3連続1枚ブロックの後、2枚の中村さんが止めて4連続。
誰が止められたとは言いませんが(笑)前3人ともです。


そこから亜細亜が追いかけるカタチで進み……
24-23で立教リードのラリーで、渡辺さんが走りながらクイックのトスを上げて、鳥谷部さんがしっかり決めたシーンは、本当にすごかったのです。
渡辺さんは高校のときからそういうトスを上げていたけれど、鳥谷部さんとはタイミングが合わないこともあったから、まさかここでクイック使うとは思わなかった。
高校は同じ橘ですが、4年と1年なので、同じコートに立ったのは、この春からなのです。
1年生セッターとのコンビは、MBに限らず合わないこともあるけれど、それで消極的なバレーになることはなかったので、よかったと思います。


ジュースになったところで、立教はエースの清水さんのスパイクがアウト。次もほとんど同じコースタイミングでアウト。
結果的に、勝敗を決めるポイントになりました。
その前に、清水さんのスパイクが亜細亜のブロックにつかまることが何度かあったので、厳しいコースを狙ってのアウトだったのですが。

第3セットをジュースの末に取った亜細亜のペースで第4セットは25-15、点差がついてしまいました。
立教も清水さん村前さんなど本来サーブはいいのですが、第2セット以降、1本目でネットにかかることもあり、連続得点につながりませんでした。

今春の3部は勢いがあると思いましたが、その通り、2チーム昇格となりました。
2部からも2チーム昇格ですね。
秋は1部も2部も春以上の混戦になりそうです。
楽しみで、怖いです。(笑)