$ミスターのブログ


静かな土曜の夜、単身赴任先の大阪のマンションから見える寂し気な月に誘惑されて、リョウと散歩に出掛ける。都心の週末のしかも深夜となると人っ子一人いない。時間は零時を超え、大震災からちょうど一年目の日を迎える。自分にはあっという間に過ぎ去った一年だったと言うのが実感だが、被災地では、復興は遅遅として進まず、けして言葉で言い表せることのできない、辛く悲しく、重くて長い一年であったことだろう。私に耐えることなどできたであろうか。改めて、被災地の皆さんの苦労と悲しみを思う。