画面下の部分を「タイムライン」といいます。
タイムラインに取り込んだ素材のことを「イベント」、ファイル全体を「プロジェクト」といいます。
「プロジェクトメディア」などから、映像用の素材をタイムラインへドラッグ(またはダブルクリック)すると、以下のようなメッセージが表示されることがあります。
VegasProで作られるファイル、「プロジェクト」には、既定で様々な設定が行われています。
これらを変更したい場合、「ファイル」メニューから「プロパティ」を開きます。
このような↓ダイアログボックスが表示されます。
「テンプレート」から、どのようなサイズの動画にしたいかを選びます。
(○○×●● △fps)と書かれている○や●の数字は、画面のサイズのことです。
解像度とも言います。
単位は「ピクセル」で、「p」と略されていることもあります。
△fpsというのは、1秒当たりのコマ送り数のことで、フレームレートと呼ばれます。
△の数字が大きいほど、滑らかに見えます。
(カラーTVのフレームレートは29.97fps)
YouTube動画の推奨は、縦横比率(アスペクト比)が16:9の、ワイドスクリーンと呼ばれるサイズです。
YouTube公式の推奨サイズは以下のとおりです。
・ 2160p:3840×2160
・ 1440p:2560×1440
・ 1080p:1920×1080
・ 720p:1280×720
・ 480p:854×480
・ 360p:640×360
・ 240p:426×240
(縦横比4:3の画面はノーマルやスタンダードサイズと呼ばれます。)
私が動画を作る場合は、YouTubeにアップロードする前提で作りますので、以下のような設定にしてあります。
テンプレートで「HD 1080-60i(1920×1080.29.970 fps)」を選んだ後、フレームレートを変更し、名前をつけてテンプレートとして保存してあります。
「フル解像度のレンダリング画質」は、レンダリング(書き出し)時に設定することも可能ですので、ここでは割愛してもかまいません。
サイズとフレームレートは別として、画質などに影響が出るのは、レンダリング時の設定だと思います。
レンダリングについては、以下の記事↓をご覧ください。
ニコニコ動画では、1280×720が推奨です。
(※ 2016年8月時点)
……と、ここまで一応いろいろ書いてきましたが。
動画編集の際、原則として設定は元動画と合わせます。
・ 元動画と設定を揃える方法
「ファイル」メニューから「プロパティ」を開きます。
プロジェクトプロパティにある、「メディアビデオ設定と一致させる」を選びます。
ファイルを選択する画面が表示されますので、動画編集で素材として利用したい映像ファイルをクリックします。
選択した動画ファイルに合わせて、自動的に「幅」と「高さ」、「フレームレート」が変更されます。
あとは、「OK」をクリックです。