11ヵ月。そして最近の思い | 心筋緻密化障害の兄弟の奇跡☆

心筋緻密化障害の兄弟の奇跡☆

3人の母です。

次男と三男は心筋緻密化障害(心筋症)をもって生まれてきました。

次男と三男の闘病記録と、亡くなった後の私の日々の気持ちを書いています。


ハーフバースデーを迎える5日前


敦希は闘いを終えた。


あの頃の私は、病院の隣にある宿舎で寝泊まりし、毎日夜遅くまでICUに通っていた。


宿舎では、敦希のハーフバースデーのお祝いのために色々と準備を進めてた…


記念撮影するつもりだった。


闘いを終えた2月6日は私が楽しみにしていた市の乳児健診の日だった。


病院以外の健診は初めて。


同級生の赤ちゃんに会えること、敦希をお披露目することを楽しみにしていた。


しかしそれは叶うことはなかった…





あれから…


生後6ヵ月、7ヵ月、8ヵ月、9ヵ月、10ヵ月が過ぎ、


今日で11ヵ月。


敦希と過ごした日々がまるで夢のような、遠い遠い記憶になってきた…


敦希の写真や動画を見ていると、なぜ敦希がいないのかが分からなくなる。


もう笑顔も見られないし、声も聞けないなんて…


写真も増えることはない。





そして、いよいよ来月は1歳。


私はどんな思いでその日を迎えるんやろ…


5ヵ月で会えなくなってしまった敦希が
今日でもう11ヵ月。


生きていたら…


ますます可愛く成長してたんやろなぁ。


長男と一緒に遊んで笑いあってたんかな。


11ヵ月の敦希、長男と遊ぶ姿、見たかったなぁ。





昨日、長男の写真を整理していて赤ちゃんの時のアルバムを久々に見てみたら


長男の新生児~1ヵ月の時の顔が敦希にソックリで、長男も自分の赤ちゃんの時の写真を見て「あっくんや !!!」と言っていた。


長男の生後1ヵ月の時の体重が4670gって書いてあって、5ヵ月の敦希より重いことにビックリ…


敦希は小さな体でいっぱいいっぱい頑張ったんやなぁと改めて実感した。


敦希の頑張りを見てきたから、敦希はこの世をまっとうして生きたと言える。


でも、最期の頑張りを見てきたからこそ思う。


強い鎮静剤を入れられても息をして、生きよう生きようとしていた強い姿。


誰よりも強くたくましく生きたけど、あの頑張りを見たからこそ


敦希は生きれなかったこと、とてもとても悔しかったと思う。


敦希の気持ちを考えると、本当に本当に悔しい。


先生は心臓マッサージを止めたこと、自分を責めないでって言ってくれたけど


私は今でもあの判断が正しかったのかは分からない。


でも、もう時間は戻らない…


どんなに願っても敦希には会えない。





私には今を生きることしかできない。


ただ生きてるだけやけど、少しずつ少しずつ敦希のように強くたくましくなりたい。


先生の話を聞いてから、より一層そう思えるようになった。


まだまだ…だけどね。





あっくん、11ヵ月おめでとう !!!


ずっとずっと大好きだよ♡






2014/1/17


私の癒しのあっくん♡




今夜は長男の快気祝いも兼ねて、みんなでお祝いします !!!