年賀状 | 心筋緻密化障害の兄弟の奇跡☆

心筋緻密化障害の兄弟の奇跡☆

3人の母です。

次男と三男は心筋緻密化障害(心筋症)をもって生まれてきました。

次男と三男の闘病記録と、亡くなった後の私の日々の気持ちを書いています。


一般に言う“喪が明けた”今年。
私は年賀状を出すことができませんでした。

我が家は毎年、家族写真を載せた年賀状を出しています。

一昨年は『新しい家族が増えました』と敦希と一緒に家族4人の写真を。

昨年は喪中のハガキ。

我が子を亡くしたことを改めて思い知らされるようなハガキを自ら出さなきゃいけないことに苦悩しました。

それでも敦希が頑張ったことが伝わる温かいハガキを作りました。

そして今年…

すごくすごく悩みました。
敦希の写真も名前も載せれないことに抵抗があったし、一般的には喪が明けたとは言え、私には「あけましておめでとう」なんてまだまだ言えないし言いたくない。

長男の写真だけ載せようか?
敦希の写真もちょこっと載せちゃう?
写真なしのイラストだけの年賀状にする?

色々悩みましたが、結局私は出さないことにしました。

「年賀状を出しても大丈夫?」と連絡をくれた友人には私の気持ちを正直に伝え、年賀状を送ってくれた他の友人には後々謝罪の連絡を入れるつもりです。

色々思う人もいるだろうけど…。




年末年始。
周りはウキウキしている中、私は今年も沈みがち…

年が明けたらあっという間に2月…
敦希の2年の命日です。

月日の流れは本当に本当に残酷。

時間が癒してくれることもあるかもしれない。でも、それ以上に酷だと感じることが増えた気がします。

それでも私は前を見て生きるしかありません。

来年はどんな一年になるのかな?
敦希と共にこれからも家族4人一緒に歩んでいきたいです。