その後 | 心筋緻密化障害の兄弟の奇跡☆

心筋緻密化障害の兄弟の奇跡☆

3人の母です。

次男と三男は心筋緻密化障害(心筋症)をもって生まれてきました。

次男と三男の闘病記録と、亡くなった後の私の日々の気持ちを書いています。


妊娠20週、妊娠6ヵ月になりました。


ひどいつわりが続きましたが、何とか少しずつ食べることができるようになってきました。


体重は過去の妊娠で一番減って、-7㎏。


5ヵ月に入って落ち着いたと思っていましたが、今も再びつわりに苦しんでいます。
出産まで繰り返しそうです…。


実は5回目の妊娠。
無事に出産することができれば第3子になります。


色々と複雑な思いもあり、周りの友達にはほとんど報告はしていません。ですがお腹にいる赤ちゃんのことは前向きに考えています。


胎動を感じることができるようになり、幸せを感じると共に敦希を妊娠していた時のことを思い出します。


先の未来を知らず、何も知らず、頭の中はお花畑状態だった4年前の私。病気の我が子が生まれるなんて想像もしていなかったし、私には無縁なことだと思っていました。


当たり前のように無事に出産して、無事に退院して、家族4人で暮らせるとしか考えていませんでした。


だからこそ今回の妊娠は今までの妊娠とは違って、かなり慎重で神経質になっています。


悩んだのが安産祈願。


長男も次男も戌の日に神社に行き、安産祈願をしました。


でも…敦希は亡くなりました。


私は悪いことなんてした覚えはないし、敦希も一生懸命いっぱい頑張ったのに…
長男も敦希が大好きでずっとそばにいてくれたのに…


当時の私は「神様も仏様もいない、信じない」とよく言っていました。今もその考えに変わりはありません。だから今回の妊娠はどうすべきなのか悩みました。


『長男、次男と同じことをお腹の赤ちゃんにもしてあげたい』


それが答えでした。
そして安産祈願に行ってきました。


男の子でも女の子でもどちらでもいいから、まずは無事に生まれてほしい。そう思っています。


なので「女の子やったらいいのにね」とか「元気やったさえ男の子でも女の子でもどっちでもいい」という言葉は嫌いです。


男の子でも女の子でも我が子ならどちらでもいいし、「元気な子を…」と言われてしまうと敦希の存在を否定されている気持ちになってしまうからです。


その気持ちは長男にも伝わっているのか、長男も「男の子でも女の子でもどちらでもいいよ」と言います。


「赤ちゃんが生まれても、敦希のこともずっと大切に想ってあげてね」と話すと「当たり前だよ!!!」と力強く言ってくれて、涙が出るくらい嬉しかったです。


来月は敦希の4歳の誕生日。
長男が計画を立てていて、当日の過ごし方を紙に書いて敦希のいる和室に飾っているのですが、


「ダンスをおどる」と書いてありました(笑)


何のダンスやろ?何をするんやろ(笑)


敦希、楽しみだね♡