弓場区の木鼻ですが、男屋根4体、女屋根4体がそれぞれ配置されています。
それぞれの柱に阿吽(あうん)で配置されています。
よく見てみると、女屋根の獅子は4体とも両脚を揃えて真っ直ぐ構えています。
男屋根の獅子は、正面から見た2体は外足を上げ内側に首を振っています。
ところが、男屋根の正面から外側の2体はと言いますと、右側の獅子は外足を上げ進行方向に向かって首を振っているのに対して、左側の獅子は外足は上げているが真っ直ぐ向いています。
これは何か意図があってのことでしょうか?
面白いです♪
女屋根の獅子
男屋根の獅子
男屋根の首を振っていない1体
以下作業の様子です
女屋根木鼻
男屋根正面鬼板
男屋根前後2体仕上げ前の状態
男屋根拝懸魚、荒彫の状態