干支の木彫り品評会2015 その2 | 尽貫のブログ

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泉州工作処の管理人が、木工工作、木彫、ミニだんじりから全然関係ない話まで色々お送りします。

前回の続きです。


初参加3人目のT氏。

見本通りに作ってきてくれました♪私の見本よりも柔らかく表現できてるんじゃないでしょうか!

顔に奥行き感がありツノもいい感じです♪



参加者中最も古株の束智氏(タバッチ)

完全オリジナルの図柄で可愛く攻めてきました♪彼は今年忙しく、作業する暇があまりなかったみたいですが、毛並み辺りに苦労の跡が見えます!地面の木目がいい感じですが狙ったのでしょうか?

しかし彼は今年大酒飲みになってました♪





ラストを飾ってくれたのは大統領。

二体の可愛い羊が居ますが、一枚の板で彫っています!かなりの奥行きを出しています。背板には山と空をイメージした木目の木を使って面白いです!額縁が二重になっていますが、内側の額縁は羊と一体でカポっと取れます。外側の額縁はあられ組みや留めなどの大工さんらしい仕事も見せてくれました♪



無垢莉の参謀、和尚の作品です。

去年に続き今年もフチなしの丸彫りです!しかも子供達が喜びそうなキャラクターで攻めてきました!

作品が小さすぎて皆から「ちっちゃ!」との声が聞こえましたが、滑らかで丁寧な仕上がりでした♪

来年は司会をやってもらいます♪


無垢莉の干支の木彫り実行委員長の巻甚総長の作品です。

派手好きな彼は、今回の縮小された作品規定に戸惑っていたようですが、無駄に大きな四方留めの額縁に唐木風の窓枠という・・・全てケヤキですが、着色で魅せてくれました!そして、どうにかして作品を大きく魅せたいという感じが伝わってきます♪

作品も窓から羊たちが見えるような構図に考えられています。バブルな羊が窓に接近しすぎて怖い感じもしますが♪