最近、子会社HS証券の副社長が自殺してしまい、話題にもなったHISの澤田社長の本である。
よくある成功者が過去の苦労を綴っていたが、またまた、色々と良いことが書いてあった。
そのうち、2つだけ抜粋。

①経営者は異質の人間と組む勇気を持て。

同質者が組むと、失敗したときにはあいつのせいだと責任転嫁しやすいらしい。要は、反対ができる仲間と激論を交わして、結論を出せということのようだ。


②努力と忍耐と自信(たとえウソでもいいから、自分を信じること)

たとえ、時間がかかっても自分が目標とした到達点に到達した人間だけが、勝者になれる。努力し、辛さに耐え、自分を信じた人間が目標を達成すれば、また新たなチャレンジする目標が生まれる。

澤田 秀雄
HIS 机二つ、電話一本からの冒険

ちなみに、昨日テレビを見ていたら、アスキーの元社長西氏が登場して一時期、300億円の資産を持っていたときの話をしていたが、

西氏『300億円持っていたら、どうしたいと思いますか?』

アナウンサー『さあ~、分からないですね。』

西氏『500億円にしたいと思うんだよ。』


ということで、上の②に関連して、より人間は高い目標を持ってしまうものなのだなあ。でも、それを達成するには、自信が必要だなあ。