体調崩してから1週間半。

中々風邪が治らない。

今日は一日ゆっくり休みました。

お昼にちょっとだけ外出。

靴を買いに

頭がぼぉーっとする中、

ふらふらっと

ユナイテッ◯アローズへ。
「専門+貨店」と言う理念を掲げ、
仕入れ商品と自社開発商品をバランス良く展開するSHOP。

仕入れから流行を学び、
自社から流行を生むという感じ、
でしょうか。

個性半分、流行半分の、
中途半端な感じが
ある意味独自性を感じさせてくれ
僕のツボにささるので、行くと
結構な確率で好きな物に巡り合える。

そして、風邪も引いてた僕は、
思考回路がショート寸前。

正直何でも良く、
靴をここで買うと決めてた。

(とてもいーお客さん)

ある程度お気に入りの靴が見つかり
試着していたサイズもピッタリだったので、『これ下さい!』とものの10分比で即決。


(とてもいーお客さん)



が、、、。



準備していた店員さんが、
バックオフィスから帰ってきて一言


『展示品しかなかったです!』

えっ。。。

買う気満々だった僕の購買意欲は、
一気に削がれた。

もし、
『ここにあるのが最後の1つでした』
と言われていたら買っていたと思う。

上の2つは結局同じ事をいってる。

でも、

『展示品しかなかった』
➡皆が試着して汚れている。

『ここにあるのが最後の商品』
➡人気があり売切れ寸前。

でも、『展示品』と言われた瞬間、
イメージしたのが足くさおやじ。

やっぱり結構です。。と、
靴を諦め帰りました。

とてもめんどくさいお客さん(笑)
見方偏ってますかね(汗)


そんな事から、
『商品の価値ってどこにあるの?』
を理解してるかなぁって考えて見ました。

たとえば、
UNI◯LOの基本軸は、
大量生産による低価格で勝負。
一点ものは少なく、
UNI◯LOで展示品は誰も買わないと思う。

ユナイテッ◯アローズの
商品が品薄なのはむしろメリット。
1点ものが多いそれが独自性を生む。
価格もある程度高めに設定出来る。
展示品しかないのは、よくある事だとおもう。

その価値を理解した接客を
心掛けていればあの発言は出ないと思う。

今回は木を見て森を見ず。

商品単体の価値を見て、
ブランド全体価値を見てないと、
接客方法に軸が無くなる。

お客様が望んでいて、
競合他社が提供できないが、
自社が提供できる価値。

企業の顔である最前線で活躍する人も
企業の商品を開発する人も、
ここの価値を理解する事が大切だと思います。


殆どの企業が、自社の価値を見ず
他社と同じ事を一生懸命自社でもやろうとしている。

その為、価格競争に巻き込まれる。

そうならない為にも、

なぜ?お客様がサービスを使うのか、

を徹底的に考えて、

自社しか提供できない価値を

徹底的に理解し追求する。


お客様の要望も、他社の成功事例も、
参考程度に自社の価値を大切にしていく。

こんな事を思った風邪ひき君でした。

あぁ風邪って辛い。

この年で声変わりするとは。

それにしても

あぁあの靴欲しい。


なるべく簡単な言葉を使わなきゃと
思いつつ、今日は熟語を多く使い過ぎました。