夜 | きみと過ごす125日

きみと過ごす125日

主に自作の詩を書いています。


凍えるような寒さと
霧がたちこめる夜


突然目が覚めて
床のぎしめきで
きみを起こさないように
ベランダにそっと出た


月が近所の屋根の瓦を
照らしている


ぼくは冷えた空気にブルッと
身を震わせて
白い息を吐いた


毛布にくるまったきみの
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