きみと過ごす125日

きみと過ごす125日

主に自作の詩を書いています。

Amebaでブログを始めよう!

 

過去を悔やんでも

もう戻ってはこなくて

 

前に進むしかなくて

 

いまはただ前を見て

未来を探してる

 

きみのまっすぐな

まなざしを

ぼくも見習わなきゃ

 

きみのその瞳は

未来が少し

反射して見える

気がするから

 

長い間

 

ただ闇雲に

深い深い

蒼の空の星に

手を伸ばして

 

星を捕まえようとしていた

 

そして今、

何も変わらないまま

 

時は過ぎ去ってしまったけど

 

星はまだそこで

瞬いていて

 

今も

手を伸ばす僕を

遠くから見ている

 

みんな何を想い
 
何を目指して飛び立つのか
 
旅に想いをはせるのか
 
はたまた
 
故郷への帰省なのか
 
遠く離れた恋人に逢いに行くのか
 
たくさんの人のドラマを乗せて
 
雲の上を行く
春が来る
 
温かく僕らを包む季節
 
桜並木の下で
 
僕ら語り合った去年の春
 

イヤフォンから漏れた音

 
口元からこぼれた約束
 
叶わなかったこと
 
叶えたかったこと
 
そしてまた春がくる

突然吹いた風で

 

消えかけた火

 

誰かの掌で

 

そっと守ってほしい

 

揺らめいた火は

 

時に人を傷つけるけど

 

その掌で

 

風を遮ってくれたら

 

きっといつまでも

 

そこで燃え続けられる


あなたの影を追いかけて
無心で走っていたら
いつの間にか
あなたを追い抜かしていた

伝えたい想いが
先走って
あなたのこと
見えなくなってたみたい

待っていてくれた過去と
これからの未来

ここまで来た奇跡
思い返しながら
車窓を見ると
未来に向かう線路が
滲んだ

過去は過去のまま
穏やかに
いまも
これからも
ぼくを待ち続ける


朝イチで
きみにメールを打つ
ああでもないこうでもないと
考え込んでいたら

時計の針はもう昼過ぎ

今朝淹れたコーヒーは
すっかり冷めてしまった

じっときみの返事を待つのは
辛いから

何処も当てはないけれど
とりあえず出かけよう

携帯は忘れずに

一際光る星を見つめて
数千億の時の流れ感じる

この地に生まれ
ここにいること

なんだかちっぽけに思えるが
虚しさも今は感じない

まだ僕らあの一際輝く星にとっては
"ほしくず"にに過ぎない

僕らの時はまだ始まったばかりだから
今からでもまだ間に合うよね

きっと