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皆さんこんにちは、遠野なぎこですニコニコラブラブ

物凄い脱力感…。

まだ上手く言葉が見つからない。

まだ上手く頭が整理出来ていない。

昨日の京都アスニーホールでの、初めての講演会。

お一人お一人のお顔を、間近で拝見して…

お一人お一人の、魂から湧き出る涙を見て…

苦しいのは自分だけじゃない…正直、そんな思いはもうどうでもよくなったんだ。

そんな考えは、みんなの顔を見て一瞬で吹っ飛んだ。

自分が“当事者”だという事実さえ…一瞬で吹っ飛んでしまったんだ。

神はなんて罪深いのだろうと思った…意地悪が過ぎるんじゃないか、って。

心の闇を与えて、魂を悪戯に揺さぶって、これでもかという程に人生を狂わせて…。

みんなね、みーんな心が美し過ぎるのよ…私から見ても驚く位に。

心と身体を震わせて、それでもギリギリの所で這いつくばって毎日を生きてる。

心の闇を隠して、朝太陽と共に目が覚めて…夜眠りに就き、夢の中でまで自分を責め続ける私たち。

何の罰を与えられているのだろうか。

こんなにも必死に“いのち”を紡ぎ合わせているというのに。

…穢れない心で“死”と向き合いながら、誰よりも“いのち”の重さを知り闘い続けているというのに。

医者でもない、魔法使いにもなれない自分がどうにももどかしく心掻き乱される講演会でした。

…もう許してくれないかな。

…もう許してあげてくれないかな。

…お願いだから。

京都から東京に戻る帰りの新幹線、軽いパニック発作に襲われてしまいました。

酸素を浅くしか吸えなくなって…呼吸が止まってしまうのではと恐怖に陥り、目を瞑って紙袋を口に当てて一秒でも早い東京到着を願った。

何処でもいいから…途中下車をしなきゃ、私もしかしたらこのまま死んじゃうかもって思った。

思っていた以上に負担が大きかったみたいだよ。

これが“患者”が登壇するという現実。

講演会後、私の想像以上の方々に列んで頂き抱擁をし合って…お一人お一人の体温を直に感じ、“いのち”の尊さを痛感。

“いのち”は、あまりにも尊い。

痛感し過ぎた一日だった。

夜中に帰宅して、お酒を飲んで身体を緩めて、ようやく涙が溢れた。

ようやく私自身の叫びが出た。

朝を迎えて、それでも胸が詰まってまだ当たり前の日常を笑う事が出来ない。

まだ心を失ってしまったままだよ…今日くらいは、廃人な自分を許してあげたい。

そんな一日。

悔しくて苦しくて…。

皆の瞳の奥があまりにも透明で、あまりにも愛おし過ぎて…。

何もかもの感情を棄てて、いっそ狂ってしまえたら幸福なのに。

『心の病』という神の悪戯は、決して綺麗事では済まされない。

それでも、今夜は綺麗事を言わせてもらってもいいかな。

…偉いね。

…言葉に出来ない程の辛さの中、よく頑張って来てくれたね。

あのね…皆の苦しみを、どうか全て私に頂戴。

私に全部ぶつけて、全部放り投げて…それで私の“いのち”が終わるなら、私はそれが本望だ。

私が運命を、人生を決定づけられる神であるならば…バカみたいな幻想かもしれないけれど、でももしそんな事が可能であるならばお腹の底からそう望みます。

皆の“いのち”を守れるならば、私の“いのち”はもういらない。

心からそう思った…みんなの笑顔を、涙を、叫びたくても叫べない瞳を見て。

そして、もう一つ。

昨日改めて感じた事。

“当事者”は、決して当事者だけではなかった、という現実。

『当事者とご家族の皆様へ』…これは大きな間違いだった。

患者本人も、それを支えるご家族も、更にそのご家族を支える人々も…全てが紛れもない『当事者』なんだ。

…今日はもうこれ以上の言葉が出てこない。

朝から頭の中がフリーズしてる。

まだ取り戻せない。

大好きだよ、みんな。

みんなは私のかけがえのない存在、かけがえのない“いのち”達。

…生きよう。

…私も生きるから。

…きっと生きるから。

…一緒に生きよう。


私、本当の教祖様だったら良かったな。

そしたら、誰かを救えたかもしれないのにね。

教祖様になれない私を、どうか許してください。

…愛してるよ、みんな。

負けていい。

だけど、死ぬな。

死なずに、朝日を見ましょう、『生』に執着しましょう…毎日一緒に。

踏ん張れる所まで。

ネコなぎネコ足あと

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ありがとう。

ありがとう。

ありがとう。

みんなの優しさに涙が溢れました。

一生大切にします。

…ありがとう[みんな:01][みんな:02]

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