駅の近くで手配りで有名な、リクルートが発行している無料クーポンマガジン『ホットペッパーHot Pepper)』。全国で地域別に発行されております。クーポンの内容は飲食店が中心ですが、最近では、美容系、カルチャー系なども含まれています。とにかく分厚い。歩いているといつも胸元にさしだされるのですが、受け取るとかさばる感じがするのでなかなか手が伸びません。それは私だけではないようです。ところが積極的に手に入れる人に先日お会いしました。利用目的は“鍋しき”に使うのではありませんでした。その方は、実はフリーペーパーの編集長。彼のフリペーパーは10万部発行で、ビジネスホテルでフロントが宿泊客に手渡ししています。彼のフリーペーパーは、飲食店のページは見開き2ページのみ。そのスペースの中で8店舗のみ紹介して、広告料金をいただくPRページです。彼の編集部では『ホットペッパー』の中からビジネスマン向けのリーゾナブルなお店を8店選んで、広告を出してもらっているそうです。その際のお店へのセールストークは、「何百店の中から1店を選ぶより、8店の中から1店が選ばれるほうが選ばれる確立が高く、しかも絞り込まれた読者に手渡し。同じ広告料金ならどちらの媒体を選びますか?」だそうです。編集部でもグルメ情報を得るために、飲食店へ接足を運んだりしなくて『ホットペッパー』でOKの時代です。