聖火リレーがこの週末に日本、韓国と実施された。多少の小競り合いは予想された範囲だが、驚いたのは各国にいる中国人の数の多さと団結心だ。


何本もの赤いフラッグ(旗)が風になびく光景は、埼玉スタジアムで見慣れている私でも、浦和レッズのサポータも驚く、「チャーヨー、チョンゴー」の大合唱、一丸となった中国人パワーには恐れさえ感じる。


中国人留学生であの数だとすれば、渋谷、新宿、池袋のお姉さんやお兄さんも含めるとかなりの中国人が日本に来ていることがわかる。


国力(経済力)が向上すると、国民の自信もついてくる。
オリンピックをきっかけに中国人の発言力は以前にまして大きくなり、力となって現われてくることが予想される。


今回の聖火リレーでわかったことは、オリンピック本番は、42.195キロのマラソンコースを守るために、蟻の一穴も許さない人民軍による万里の長城を築かなくてはレースは実施できないということだ。