高齢になると病人だけでなく、すべての人が多かれ少なかれ程度は違っても様々な肉体的症状が発症します。しかし、初めて感じた痛みなどの経験の場合には、藁をを掴む気持ちで病院を受診する方が多くおられることでしょう?。しかし、人間に限らず生き物は毎日、確実に死に向かっています。

 症状が増えてくるうちに、症状に対する薬物の服用もどんどん増えてきます。また、薬を服用することで気分が落ち着くこともあるでしょう?。しかし、5種類~6種類それ以上飲んでいる方もあるようです?。

 先日、某テレビ局の健康番組でも放送してましたが、高齢になると若い人に比べて肝臓の解毒機能・腎臓の排泄機能が低下して、薬物の効果が高くなり想定外の副作用(せん妄などの意識障害)を引き起こしてしまうことがあります。そして、意識障害・集中力低下・認知症症状などの症状が薬物による影響なのかの判別は困難です。

 症状が発症してから薬の服用を中止すれば良いという考えでなく、そこで、老化からの物と思われる場合などを考慮して、最低4種類までに薬物の服用を控えることが良いと思います!。また、薬を服用中に新たな症状が発症した場合は、薬からの影響ではないかを躊躇せずに病院で相談しましょう!。何時も診てくれている信頼のある素晴らしい先生なら、親身になって相談に乗ってくれることでしょう?。