牛に引かれて善光寺?と以前からよく聞きますし、東海地方のラジオの案内では、祖父江の善光寺別院にお参りくださいのように放送されています。

 実は昔から牛?に引かれては間違いで、御師に引かれてが正しいようです!。御師とは、お寺の道案内などをしてくれる人のことだそうです。

 また、日蓮宗や真言宗など、他の仏教はハッキリ解りませんが、亡くなられた方を見送り、お葬式が終わり帰宅した時などに家に入られる前に清めにと、塩を身体にかける方がおられます。

 最近では、実際に私の義父が亡くなられた時、火葬場から葬儀場に戻った時に塩をかけましょうかと聞かれました。私は、お断りしましたが、本願寺では葬儀の後に塩をかけないのが良しとされています。理由を解りませんが、私が感じるには、大切な方を見送り、その後に自分を塩で清めるは、自分本位で亡くなった方に失礼に思います。私は50数年前に弟を亡くしましたが、このように自分にとって本当に大切な人が亡くなった時、自分を清める気になるでしょうか?。

 今日の小池百合子東京都知事のように、自分のことより都民・他人を思いやれる人間になりたいものです。