先日の日曜日に、父の妹になる叔母様の法事がありました。そこで、浄土真宗の御延寿様の乞食行(こつじきぎょう)についての法話を聞くことが家内と散歩の途中でスーパーに寄ったところ、偶然、売れ残ったケーキを捨てるところを見てしまいました。命や食べ物を大切にする話を聞いてから、すぐでしたので残念な気持ちになってしまいました。

 乞食行(こつじきぎょう)として托鉢をするお坊さんを、時々、神社・仏閣などの鳥居の前で見かけることがあります。乞食行からの由来で、乞食(こじき)という言葉ができたそうで、元は仏教用語だそうです?。出家すると修行の為に農業など仕事に就くことができず、その日の生活の分(最低限の生活に必要)の食料をいただくそうです。お釈迦様が亡くなりになった数百年後に分派などで、考えが農業などを行うことを認めるようになってきたそうです。なので、金銭をいただくのは本当の乞食ではないそうです。

 仏教では、食べ物は勿論のこと、あなたは何処から来て?何処へ行くのと?問いかけて!、いただいた命の尊さに気付くことを教えてくれます。私達は、命の大切さを忘れたり、つい食べ物を粗末に思ってしまうことが多々あります。