昨日は、喜ばしいことがありました。去年の暮から、関節リュウマチで通院されている患者さんが、はり治療を受けるようになった為か?何時もの冬は風邪どころか、必ず肺炎に罹ってましたが、今年は風邪を引かなかったので助かりましたと、言って喜んでくれました。

 すべての患者さんが風邪を引かなくなったと感じているわけではありませんが、事実、これまでに喜んで同じようなことを話して下さる患者さんは少なくありません。

 今回のようなリュウマチや喘息では、止むを得ずにステロイド剤などの薬物の投与が欠かせません。そこで 少しでも、はり治療により症状が改善・緩和できれば薬物を減らすことも可能であり、薬物とはり治療を併用することで、免疫力を向上させることで、疾病の悪化や肺炎などの併発を防ぐことができるものと思われます。

 また、糖尿病などの全身疾患では、運動療法が大切であるものの、意欲の減退や倦怠感などで運動が開始できません。こんな時もはり治療で、身体が軽くなり運動を開始する支援となることがあります。色々な形で悩んでおられる患者さん、を少しでも救えるように心がけています。