先日、ある番組の中で、ある県の某薬局で血圧・骨密度などを無料で測定して、生活指導をしてました。

 見落としがちなのが、運動の大切さと、薬物による骨粗鬆症です。運動の伴わない薬物療法では、骨芽細胞の活性化は望めないようで、運動が正常な骨代謝による骨芽細胞を活性化してくれるようです。子供の頃、ある程度の正座は膝に適度な負荷をかけることで、骨が丈夫になるとも言われ、日本の生活様式・文化が良いともあるようです。

 気を付けたいのは、消炎を目的として投与されるステロイド薬をはじめ痛み止めは、どうしてもという時以外は、できるだけ服用は避けたいものです。また、糖尿病などの代謝疾患に使用される薬物にも骨代謝には悪影響が疑われるようです?。

 当院では、はり治療に超音波治療を併用してますが、超音波は骨芽細胞を活性化させるものと思います。なので、骨折などで中々骨が修復されない時や、ギプスをとった後のリハビリ時には超音波治療が有効と思われます!。