先日、癌の末期で余命が短いと診断された患者さんが来院されて、私に不安そうな声で、もうすぐあっち(浄土)に行かないかんと言われました。そこで私は行くのでなく?在所に帰るのだから心配ないです。と励ましてあげました。すると、今日は良いことを聞きましたと言って元気そうに帰られました。

また、患者さんとの会話の中で、同居していた母の苗字と自分の苗字が異なるので、お墓に一緒には入られないかと尋ねられました?。それに対して浄土真宗ではお墓が絶対ではないし、苗字で物事を決めるのでなく、南無阿弥陀仏の6字の下にお墓を建てるものなので、苗字で決めるものでないので、どうか喜んで一緒にお墓に入ることを考えてくださいとアドバイスしました。